概要
沖縄県にある国立大学。略称は琉大。沖縄県唯一、また、日本最南端かつ最西端の国立大学。
国立大学にしては入学試験の難易度があまり高くないことで有名だが、だからといって馬鹿にして全く勉強せずに受験すると確実に落ちるので注意。
また、沖縄県内で就職するなら最強の大学である。
本部は中頭郡西原町にあるが、郡部に本部を構える国立大学法人は珍しい(※)。また、敷地は同郡中城村、宜野湾市との3市町村にまたがっている。
※・・・有名なところでは、東京から移転してきた当時の筑波大学(かつての東京教育大学)の例がある(1985年に町村合併でつくば市となるまでは筑波町だった)。
置かれている学部
法文学部、観光産業科学部、教育学部、理学部、医学部、工学部、農学部
蛇足
- 沖縄県教職員組合の構成組合員は大半がここ琉球大学の出身者で占められているが、沖教組の実態がアレなこともあるのか、本学は1981年以降、入学式で国旗掲揚や国歌演奏を行っていない。最近になって、文科相から国旗掲揚や国歌演奏を何度か要請されたが、総長から断られたという。
- また琉球大学の学生会は、今日の日本の大学では数少なくなった、過激派組織の完全な支配下に置かれている大学でもある(その実、今でもオルグが続いているとの情報もある)。本土復帰前年にあたる1974年には過激派同士の内ゲバが講義中に発生、運動と無関係の学生1人を誤って死に至らしめた、痛ましい「誤爆」事件もあった。一日も早い、過激派からの全学解放が待たれる。
- 沖縄県には沖縄大学もあるが、そちらは那覇市に本部を構える私立大学である。