CV：金元寿子
概要
キマリの幼稚園時代からの親友で、同じ高校に通うクラスメイト。キマリからは「めぐっちゃん」と呼ばれている。見た目は優等生だが口調はぶっきらぼうで、やや冷めた性格をしている。
しっかりもので面倒見が良いが、それは幼い頃キマリの面倒を見たことで周囲に褒められたことがキッカケ。しかしそれが自身の優越感を満たすこととなり、いつしか「キマリは自分が居ないと何も出来ない」と、自然と下に見るようになってしまっている。それが悪い意味での依存となっている側面がある。
こうした危うい関係から、南極へ行くという目標を掲げて奔走し、目的を叶えたキマリ達に嫉妬するようになり、自身の感情を守るために、キマリ達の悪い噂を流すなど、影で妨害していた。
一方で、そういった自分の行為に罪悪感も抱いており、キマリ達に自白にも似た形で仄めかしていた。悪い噂の犯人について、いつキマリ達が気づいて激怒するだろうかと、ずっと気をもんでいた。
だが、キマリ達の誰も気づかず過ごす姿を見たことや、そしてキマリと会話する中で、自分自身がキマリに依存していたことを自覚する。
そしてキマリへの依存を断つため、キマリが南極へ旅立つ直前にけじめとして、自身の罪と溜め込んできた感情を告白して謝罪、同時に「絶交」を言い渡す。それでも自身を友達として扱い、「一緒に南極へ行こう」と誘うキマリに対しても頑なに決別の意志を変えなかったが、当のマリには「絶交無効」と言われ、そのまま彼女の南極行きを見送ることとなった。
キマリが南極に行っていた間は、消極的ながらもSNSで交流をしていた。しかしキマリが南極から戻る頃には、入れ違いに自分が北極へ向かったことを明かして写真を送り、キマリを驚かせつつ自分なりの新しい道を示した。
登場は作中の序盤が主で、キャストである金元氏も序盤以降はアフレコに参加せず、姿が出ても台詞がないなど、特殊な立ち位置ながらも存在感のあるキャラクターである。最終回にはまさに作品の締めを担当し、視聴者をいろんな意味で驚かせた。
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