九能校長
くのうこうちょう
人物
3年に渡るアメリカ視察から帰ってきた風林館高校の校長。
その言動は教育者とは程遠く、日々生徒の嫌がる校則を考えている。
生徒に土下座を強いたり爆弾を投げたりと過激だが、持ち物検査や遅刻を取り締まるなど校長が正しい場面も多い。
あまり似ていないが作者の高橋留美子によるとまず九能校長というキャラクターが考案されたが、校長という立場にはすでに学園で高い地位にある九能の存在が対抗してくるため、九能の関係者の方が良いという理由から親子にしたという。そのため、似ている似ていないはどうでもよかったらしい。
能力(5段階評価)
パワー :★☆☆☆☆
スピード :★★☆☆☆
テクニック:★★★★★
頭脳 :★★★★★
ハート :★★★★★
スタミナ :★☆☆☆☆
能力設定はワイド版18巻で登場。本職は教育者だが作者が「強い」と明言しているキャラの一人。
九能流超高速バリカン術を武器とし、息子の帯刀や娘の小太刀同様に常人を凌駕した身体能力を誇る。
あくまで教師であり、修行している様子もないが、格闘能力は子供達を上回っている。12巻の遅刻合戦ではトイレのブラシで乱馬と決闘、ギリギリで敗北を喫したもののほぼ完全に互角であった。この時点の乱馬は火中天津甘栗拳会得後(爆砕点穴修行前の良牙を瞬殺できるレベル)であり、武道が本職ではないにも関わらずこの実力は驚異的である。
ワイド版4巻のインタビューでは「なぜか強いおっさん」として名前が挙げられており、高橋留美子からは「なんなんでしょうかあれは。ハワイに何かあるんですかね?」とコメントされている。
ワイド版18巻では正式に校長がピックアップ。
ハート、テクニック、頭脳に秀でた策略家タイプ。
なお、作者のコメントによると強い理由は「校長ですから」「校長は強い!みたいなのが絶対にある」と校長だからで全てが説明されている。