英雄になりたい!は、モバゲーで遊べるゲームコンテンツの一つである。
ゲームの運営者及び開発元は、モバゲーではなく面白法人カヤックである。
2010年6月より、グリーでも「英雄になりたい!0」というコンテンツの運用を開始した。
「英雄になりたい!0」は「英雄になりたい!」の100年前の世界という設定である。（公式設定）
概要
3カ国間（ルスラン王国・アザルト連邦・魔導帝国ネクロス）で大陸の支配率を競い合う戦争ゲーム。
プレイヤーは所属する国とジョブを選択し、一兵士として戦闘に参加する。そして、敵兵の撃破数をできるだけ多く稼ぐことによって、所属国に貢献し、「英雄になる」ことができる。
しかし、「英雄になる」ことはゲームの達成目標の一つでしかない。あくまで大陸全土を支配することが、このゲームのクリアを意味するのである。
戦場の現状(2010年11月5日現在）
公開当初、アザルト連邦・ルスラン王国・魔導帝国ネクロスの3国が存在したが、2010年10月27日にネクロスが全国統一に成功し、他の2国は事実上滅亡した。現在は、旧ルスラン王国と旧アザルト連邦が、魔導帝国ネクロスに対し散発的な戦いを続けている。
歴史背景
公式ページより抜粋。
元々、オルガ大陸には十数の小国家が存在していた。それぞれの国家は、交流などを一切せず独立した状態で均衡を維持してきた。
しかし、破壊にも再生にも使える魔法の技術だけは闇ルートで売買されていた。
70年前、魔族の血脈が濃い北方の国家ネクロス（現在の魔導帝国ネクロス）が、魔導の研究を開始。王家の血には強大な魔力が蓄えられていることが発見される。
11年前、第三王子に過ぎなかったネフィリム王子（現在のネクロス王）は魔導研究のため実父であるネガン王を拘束。その血を使い、多くの新種魔法を開発した。そのまま反対勢力を消し去り、8歳という若さで王位についている。
ネフィリム王は、新種魔法の開発だけでなくモンスターの練成や人体強化など多くの軍事開発を行い、ついには近隣小国に侵略戦争を開始した。
ほぼ同じ時期、豊かな大地と海に恵まれた南方の強国であったルスランも、侵略戦争を開始した。侵略の途中、古代兵器を発見・発掘したことを契機に、当時のルスラン王は大陸制覇の野望を抱く。
しかし、老体をおした侵略戦争がたたり、異国の地で命を落とす。その野望は、孫である現在の王アキレスへと託された。
両国の侵略戦争は激化し、殆どの小国を吸収。大陸の覇権は、魔導帝国ネクロスとルスラン王国に絞られた。二国間での戦争は終わることがなく、お互い譲ることがないまま10年の歳月が流れ現在に至る。
長きに渡る戦乱の犠牲となったのが、侵略された小国の民衆であった。そんな中、突如戦乱の世の中に現れた神の子リリアーヌは、奇跡の業で民衆を救い希望をもたらした。
リリアーヌの力はいまだ明らかになってはいないが、魔導のそれとはまた違うといわれている。また、彼女の戦争以前の経歴も一切不明である。
彼女を中心に、戦争に加担しなかった兵士が決起して生まれたのがアザルト連邦である。
リリアーヌは敵味方かまわず多くの兵士の心を魅了し、アザルト連邦は二国から兵士を吸収することで強大化した。現在、アザルト連邦は急成長し、二国に追いつく勢いを見せている。
各国の王と将軍・傭兵
現在ルスラン王国は滅んでしまった為、公式通りに旧と表示させていただきます。
なお、アザルトやネクロスに移った将軍はその国の項目に載せさせていただきます。
旧ルスラン王国
- 元国王 アキレス
元ルスラン王国国王。
大陸統一の夢に邁進する情熱型の人物。
ネクロスによって滅ぼされる際、自らを犠牲にし将軍たちを逃がすなど、部下を思いやる心を持つ。
現在はネクロスに幽閉されている。 ジョブ：騎士
- 将軍 シズスナ
元ルスラン王国将軍。魔法博士。
おっちょこちょいでドジな面もあるが、ときたま鋭い指摘をする。
魔法に関する知識は大陸一との噂もある。
最近、メガネであることを気にしている。
ルスラン王国滅亡後は図書館（オモイカネ）を探しに旅へ出た。ジョブ：精霊使い
- 将軍 ミカゲ
元ルスラン王国将軍。マサムネの従妹。
法王庁でも類を見ない分析力から「猫目の千里眼」と呼ばれていたが、ルスランに引き抜かれた。
レオニールラブで何かと接近するが、相手にされていない。
ルスラン王国滅亡後は、法王庁に復帰した。 ジョブ：魔道士
- 傭兵 グンダリ
元スルラン王国の将軍で、法王庁にも所属していた。
率いた軍は連戦連勝で軍神と呼ばれたが、組織の力より自分個人の力に傾倒するあまり放逐された。
個人としての最強を目指している。
傭兵として雇用されていたが、ルスラン王国滅亡後は新しい戦場を求めて雇用先を検討している。ジョブ：暗黒騎士
魔導帝国ネクロス
- 国王 ネフィリム
若くして王になり、傍若無人の限りを尽くす。
膨大な魔力をその体に蓄積している。
年齢も若く不自由したことがないため、精神的な脆さも持っている。ジョブ：精霊使い
- 将軍 レオニール
元ルスラン王国将軍。
元王であるアキレスに絶対の忠誠を誓う熱い男。
女性国民に人気があるが、色恋沙汰には興味がない。
ルスラン滅亡後はネクロスに幽閉されたアキレスを守るためネクロスに加わった。ジョブ：騎士
- 将軍 アルケイン
陽気なキャラでお洒落。
散歩するように戦地を進むことから不死との噂もある。
ワインに目がなく、すべての価値観判断はワインを基準に行われる。年齢不詳。ジョブ：暗黒騎士
- 将軍 メリーメリー
本職は医者。
人体改造が好きで、怪我人を探していつも前線にいる。
大陸統一よりも、医学の進歩に重きを置く。
色気漂う妙齢の女性だが、ネクロスの中で唯一の生身の人間。ジョブ：鬼弓士
- 将軍 フェルト
最凶の魔法使い。
子供の姿をしているが何度も転生を繰り返している魔女。
部下にも冷酷非情。･･･の割に頼られるとほっておけないツンデレな一面を持つ。年齢不詳。ジョブ：魔道士
- 傭兵 ダイコク
魔導の力により生み出された半獣人。
帝国を離れ、アイテム鑑定士として放浪している。
魔導研究所所長のフェルトによって作られたため、フェルトをママと呼んでいる。ジョブ：剣士
- 傭兵 ネメシス
ベノア商会の傭兵で召喚士。
ミラージュと違い、生身の人間。やはり素性は不明。
- デス
先々代のルスラン国王。
ネクロスによって墓を暴かれ、不死の兵として利用される。
破壊衝動だけで動いている。
ルスラン国王アキレスの手によって捕獲されたが、ルスラン滅亡時にﾒﾘｰﾒﾘｰ将軍がネクロスに持ち帰っていたことが先日の軍報で判明した。ジョブ：暗黒騎士
アザルト連邦
- 国王 リリアーヌ
突如現れた神秘的な力持つ女性。
民衆のことを第一に考え、圧倒的なカリスマ性で軍を率いる。
過去の経歴も不明で、彼女を本当に理解している人間はいない。
- 将軍 マサムネ
元ルスラン王国将軍。
面倒くさがりやだが、大陸一の剣技を持つ。
実は、戦争も面倒に感じている。
普段から本気を出すこともないが、仲間を守るときにのみ全力を尽くす。
ルスランのいじられキャラであったが、現在はアキレスを救うべくアザルトに協力している。ジョブ：侍
- 将軍 ラインハルト
突出した能力は内があらゆる武器に精通している。
普通なことが逆に魅力。
憎めるところがないため、敵にも好かれてしまうのが特徴。
- 将軍 シスターマフィン
元盗賊の弓使い。
ルスラン王国で逮捕されたがリリアーヌによって解放された。口が悪い。
解放されるときに、ルスランの持つロストテクノロジーを大量に盗んだことから、
盗賊集団からは神扱いされている。
- 将軍 マリアベル
軍のマスコットキャラ。
博愛の精神を持ち、普段はおとなしいが、セクハラされると人格が豹変する。
別人格の正体は明らかになっていないが、それを知る人々は恐怖におののくほどである。
- 傭兵 グスタフ
最強の傭兵と言われている。
近年は、リリアーヌ萌えのためにアザルト連邦にて無料で働いている。
エロ親父。
リリアーヌのガードが固いためマリアベルにちょっかいを出す。
- 傭兵 ミラージュ
ベノア紹介の派遣傭兵。
魔導により魂が抜かれており、操者の魂を共鳴させることで、遠隔から操作が可能になっている。
その他登場人物
法王庁関係
法王庁とは中立の立場にある施設。
オルガ大陸の歴史や情報などを管理している。
ゲームルールが変わった場合など法王庁からお知らせが出る。
プレイヤーから見ると法王庁＝運営という感じ。
- ライブラ
法王庁の代表的な存在。そしてシスコン。
眼鏡を3つ新調したらしい。
- リブリィ
ライブラの妹。
主に戦況の報告をしている。レオニールファン。
ベノア商会
各国に傭兵を派遣している。
ルスラン王国が滅びたことにより、傭兵業に危機感を感じているが･･･?
- ロロンゾ
ベノア商会の代表。
傭兵を派遣する際に各国の王に訪問販売していた。素性は不明。
その他
- ラスター公爵
お金持ち。住んでる場所がすごく気になるが、謎。
よく執事の人がラスター公爵に頼まれて戦利品の収集を依頼に来ることがある。
先日、アバターアイテム販売に伴ってグラフィックが公開され、意外に若いことが判明した。
ファンクラブもある。マリアベルがぞっこん。
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