ぼくにはとてもできないとは、魔法陣グルグルの主人公、ニケが書いた手紙の一文である。
登場は第12巻。エットル村で引き受けた頼みごとのため、花の国へ訪れることとなったが、
花の国の王女は「心の美しくない者」、「攻撃意思のある者」、「(主に身なりが)見苦しい者」とは会えない決まりとなっており、
加えてククリはこの時、ギリ軍の戦略によってウニョラー化しており、一行は入国を拒否されてしまった。
その時花の精霊から入国審査として手紙を書かされたのがこの一文の誕生である。
全文は
「王女さまはすごいなあ 王女さまは花の王女だ ぼくにはとてもできない。
王女さまは世界中の植物をつかさどっている ぼくにはとてもできない」
である。
この一文が受けたのか、グルグル迷言の一つに数えられることがある。
ちなみに手紙の審査結果は「心にひびかない文章」、「無理やり書かされた読書感想文のようだ」とのこと。