空王丸
くうおうまる
空王丸はメディアミックス作品『魔神英雄伝ワタル』に登場する丸魔神の一体。
概要
故郷ワタリベ村に戻ったクラマが決戦用として持参して来た可変魔神。空神丸のパワーアップver.と思われがちだが、出自も別の機体である（MkｰⅡやら弟だと書いてる書籍媒体があるが、全く大間違いである）。核には螺旋山の頂上に住まう鳳凰の鳳(雄)の魂を宿している。変形によって軽量化された飛行魔神には不向きだった格闘戦(ドッグファイト)も可能となっている。
鳥の後頭部には二基のジェットエンジンが備えられている為に、10t以上の魔神と衝突しても当たり負けせず、機体を持ち上げる飛行速度と速さを維持できる推力は創界山でも最上級に位置する。
また、戦神丸や幻神丸を破壊したドンゴロビームの直撃を受けても破壊されない耐久性能を誇る。
1、2頭身が多い魔神の中でもスマートな人型のプロポーションが一際目立っておりファンが多い。実際、放送当時タカラから発売された魔神大集合『空王丸』の販売個数がわずかな期間ではあるがSDガンダムを超えたことがあった。
基本データ
全高：3.78m
重量：8.32t
装備、技
超鷹波銃【ハイパーソニックウェーブガン】
空神丸が装備する主力武器の強化版。連射も可能となり、威力も数十倍に跳ね上がっている。
力翼【パワーウイング】
高速飛行の源である翼。
鷹爪【ホークロー】
巨大な力で平らな天井でも留まれる爪。
一角獣剣【ユニコンソード】
空神丸が苦手にしていた白兵戦時に威力を発揮する頭部の刃。
天国への嘴【ヘブンビル】
超低空飛行で敵機に忍より体当たりする技。相手は天国へ逝く気分に陶酔すると云われる。
鷲眼【イーグルアイ】
高速移動中に敵機の位置を見極められる動体視力。