現在でも語り継がれる魔法陣グルグルの代表的な名言(迷言?)のひとつ。
序盤のイベントダンジョン・ノコギリ山を支配するモンスター・カセギゴールドの弱点である。
本編の1年前、山の頂上で夕日を眺めていたカセギゴールドがなにを思ったのか、夕日に向かって己の弱点を叫び、
偶然にもそのシーンに居合わせた妖精の少女・グリエルが友人100人に言いふらしたために捕らえられた。
グリエルが捕まったのは自業自得だが、カセギゴールドが何故己の弱点をそんな場所で叫んだかは謎である。
このあまりの長ったらしさ故に勇者一行は正確に覚えられず、
「肩のうしろの2本のゴボウのまんなかにあるスネ毛の下のロココ調の右」、
「肩車して後ろ向きに乗り2本のゴボウを持った歌舞伎顔の男」、
と間違えて覚えていた。
印象深いため、当時暗記した読者もいるだろう。
…こらそこ、普通に「背中のうろこの右でいいだろ」なんて言わない。