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時野若留の編集履歴

2018-12-05 18:38:53 バージョン

時野若留

ときのわかる

ゲーム『脱出アドベンチャー』シリーズの主人公。

概要

ゲーム『脱出アドベンチャー』シリーズの主人公。

私立逢魔学園高校1年生。学籍番号は1260188A。

幼い頃に両親を交通事故で亡くしており、小学校1年生のときに七阜市大継町に引っ越してきてからは時野時計店を営む母方の祖父・創司の元で育つ。

左腕には工具入れを兼ねた万能腕時計・クロノテクトを常に巻いている。


好奇心旺盛で猪突猛進。気になることがあると追わずにはいられず後先考えずに突っ走るのが当たり前で、幼馴染みの鍛冶野彦道や転校生の須佐見秀ノ介を巻き込んで活発に動き回っている。

謎のボタンを躊躇無く押すチャレンジャー精神や目を見張る行動力はプラスにもなるがマイナスにもなりやすく、度々不用意に突き進んだ結果危険に晒されることもままあり、その度に彦道を筆頭に注意されたり呆れられたり諦められている。若留もこれが悪癖であることは一応自覚しており反省や後悔故の自戒意識を持とうとするがあまり効果は無い。特に解けないパズルや難易度が高い分解には躍起になりやすく我を忘れることも。

一歩間違うと身勝手だと見なされるかもしれないが、誰に対しても分け隔て無い優しさやポジティブで生き生きとした快活な性格が皆から好感を持たれやすく、たとえ険悪だった相手とも最終的には仲良くなれてしまう(本人は無自覚)。時計店がある商店街では「創司の孫娘」や「時野時計店の娘」を抜いても皆の子供としておじさんおばさん勢から愛されている。

一方で成績は常に学年30位以内をキープするほど優秀で、周囲からは真面目な優等生として見られるよう己に課している。これは両親亡き後引き取ってくれた唯一の身寄りである祖父・創司への恩返しの意味があり、彼を心配させまいとする若留の強い思いでもある(飛び込んでいく事件が事件故に結局心配させるときもあるが)。普段工房に籠もりっぱなしの創司の代わりに家事を一手に担う。


実は幼い頃に両親が車の交通事故に遭い、若留だけが車外に投げ出されて奇跡的に助かった過去がある。その事件後に大継町へ引っ越してきたのだが、両親の死を目の当たりにしたショックから当時の若留は終始無言で何に対しても全く反応せず、クラスの男子達に苛められ大切な栞を無残に破かれても虚ろだったほど心を閉ざしていた。しかしこれは周りへの関心が極限まで薄れていただけで、内心では孤独と悲しさに囚われ一人涙していたところを当時同じクラスだった彦道に励まされ、彼の言葉を機に現在の明るく元気な性格へと変わった。

そんな過去もあり、『最初の友達』である彦道を非常に強く信頼しており、日常の中でも探索中でも真っ先に彼を頼るのが当然で「彦道がいれば大丈夫」と自信を持たせるほどの唯一無二の存在となっている。制服の胸ポケットに収めている栞は彼が摘んでくれた花を押し花にして作った物で、若留にとっては密かなお守り代わり。

ただ事故のトラウマから暗闇や孤独感には滅法弱く、特に誰にも頼れない一人きりの状況では本来の能力やポジティブさが全く発揮できずパニックになり、酷いときはどんどんネガティブになり弱気になってしまう弱点がある。他にも自分のペースを崩されるのが苦手でプレッシャーがかかる試験の本番に弱い。


好きなものは分解、パズル、オカルト系の噂や怪談などの不可思議な話、読書、骨董品を始めとした古い物やアナログの物。

分解は創司が営む時計店で暮らしているのもさることながら、両親も時計に関する職業に就いていたようで筋金入りの遺伝だと思われる。専門分野は時計だが、スピーカー、パソコン、カメラ、土偶、オーパーツ等、分解であればどんな対象でも興味を抱き目の色を変えて積極的に取り組み(彦道曰く「スイッチが入る」)、分解以外にも発電機やカードリーダー等の修理、電話の受話器を即席ドアノブとして作り替える発想力や魔改造も得意。これらには母親の形見である工具が収納された万能腕時計・クロノテクトを用いており、若留達を襲う数々の危機を救っている。

オカルトものや怪談話は自ら真相解明に赴くほどだが、好きなのはあくまで話であって本物の幽霊や得体の知れない存在は苦手。

読書はとりわけ児童文学が好きで、秀ノ介とは本の趣味や彼が調達する噂話の豊富さから意気投合している。


両親とは早くに分かれてしまったが、母親からはクロノテクトを始め「この世に解けない謎は無い。開かない鍵などありはしない」の口癖やイマイチなネーミングセンスを受け継いでいる。生来手先が器用で微かな音の有無や違いを聞き分けられるほど耳がいい。

学校の先輩や商店街の人達からしょっちゅう彦道と秀ノ介との関係をからかわれており、その都度赤面して否定したりと恋愛事には結構初心(ちなみに異性の好みは「落ち着いた雰囲気の優しい人」)。彦道のデリカシーの無い発言にしょっちゅう怒ったりする反面、スカートのガードが非常に緩く彦道と秀ノ介を動揺させまくっていることには全然気付いていない。

将来の夢は創司と同じ時計職人になること。その一環で既に時計修理技能検定2級を取得している。


関連タグ

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鍛冶野彦道 須佐見秀ノ介 千波鏡華 紫ノ宮葵 トキノ 月夜乃境護

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