絶霧(ディメンション・ロスト)
英雄派の幹部の1人、ゲオルク・ファウスト博士の子孫が宿していた神器。
上位神滅具の1つ。
所有者を中心に無限に霧を生み出す神器。結界系神器では最強の力を持ち、対象を霧で包み込むことでかく乱や防御をしたり、霧に触れた者を任意の場所に強制転移させることもできる。直接的な攻撃力は皆無に等しいが、大人数を一度に「次元の狭間」などの人が生きていけない場所へ放り込むこともできるため、使い方次第で国1つ滅ぼすことも可能な力を持つ。
直接攻撃力は絶無に近いが脅威度は非常に高く、作中においても何度もグレモリー眷属を強制的に有利な場所に転移させるなどしており、防御力に関してもグレモリー眷属でも高い方であるロスヴァイセのフルバーストをやすやす防ぎきるほど。
ただし、「霧」という軽いものを操るという関係で、「吸い込む」類の攻撃には比較的弱いのが欠点。
霧の中の理想郷(ディメンション・クリエイト)
禁手。霧の中から望む結界装置を創造することができる。これによって現実そっくりの結界擬似空間を作り上げることが可能で、その内部へ敵を転移させることができる。装置は普通の方法では破壊できず、一度結界を発動させない限り解除できない。また、空間内で生物を創造することは不可能。