白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)
ヴァーリ・ルシファーが宿す武具。
二天龍の片割れ、「白龍皇」アルビオン・グウィバーの魂が入った光翼。
神滅具の一つ。
「半減」と「吸収」の力を宿している。
10秒ごとに「Divide(ディバイド)」という掛け声とともに触れた者の力を半分にする。
また、半分にした力を「吸収」して自分のものにすることができ、常に最大レベルの力を維持できる。
余剰な力は翼から排出される。
この特性から暴走した味方を鎮める時にも利用される。
ただし、神格に対しては「半減」がうまく作用しない。
なお翼型をしているため、「赤龍帝の籠手」とは違い最初から飛行能力を有する。
「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」という内に眠るアルビオンの魂を呼び覚まし、力を強引に開放する禁じ手が存在する。
白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)
禁手。
「白龍皇」の力を具現化させた白い全身鎧。
半減の力を一気に使用して攻撃を弱めたり、相手を急速に弱体化させられる。
この形態でも神本体を直接半減するのは難しいが、放たれた攻撃だけならば神クラスに由来するものでも削ることができる。
さらに「Half Dimension(ハーフ・ディメンション)」という掛け声とともに物体だろうと空間だろうと周囲のあらゆるものを半分にする領域を展開する能力も持つ。
当初ヴァーリは禁手状態でしか使用できなかったが、後に通常形態でも「半減」領域を発動できるようになった。
二天龍の和解による影響でアルビオンが生前有していた「反射」の能力を「Reflect(リフレクト)」の掛け声で発揮できるようになっている。
モデルはランスロット・アルビオン
白銀の極覇龍(エンピレオ・ジャガーノート・オーバードライブ)
歴代所有者の残留思念を完全に封じたことでヴァーリが発動できるようになった「覇龍」の進化形態。
「Juggernaut Over Drive(ジャガーノート・オーバー・ドライブ)」の掛け声で発動する。
出力だけなら各神話の主神クラスで、「覇龍」と違って命の危険と暴走を可能な限り取り払い、かつ成長の伸びしろがまだある。
この形態では「Compression Divider(コンプレッション・ディバイダー)」という具象のみならず夢や幻までも圧縮する秘技が使用可能となる。
魔王化-『D×D』・L(ディアボロス・ドラゴン・ルシファー)-
魔王ルシファーとしての力と白龍皇アルビオン・グウィバーの力を、すべて発現させた形態。
「Dragon Lucifer Drive(ドラゴン・ルシファー・ドライブ)」の掛け声で発動する。
背中に12翼のルシファーの翼を生やす新白龍皇。
鎧は白銀と黒を基調としており、形も有機的で「覇龍」を一部思わせながらも、見惚れるほどに流麗なフォルムをしている。
その出力は軽くふるっただけでも山の頂が消滅してしまうほど。
「半減」「吸収」「反射」に加え、アルビオンが最初から有していた猛毒の能力「減少」をも操ることができる。
「減少」の力は「Venom(ヴェノム)」の掛け声で発動し、無機物以外の「血」「肉」「骨」「臓器」「魂」といったあらゆるものを徐々に減らしていくという効果を持つ。
12枚の翼を分離させることで白い小型の飛龍を生成することが可能。
この飛龍は極覇龍の必殺技を含め白龍皇が有する様々な力を発動でき、体の一部に開いた砲口から極大のルシファーのオーラを発射できる。
この形態における必殺技に、高めに高めた自身の力を全身から耀として放ち攻撃を圧縮して消滅させる「Satan Compression Divider(サタン・コンプレッション・ディバイダー)」や、腹部の砲口から白銀と漆黒が入り混じった極太のオーラを放つ「Satan Lucifer Smasher(サタン・ルシファー・スマッシャー)」がある。