概要
魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)
英雄派の幹部の1人、レオナルドが宿していた神器で、上位神滅具に数えられる1つ。
創造系神器の最高峰に当たり、使用者のイメージした生き物を作り出すことが可能。直接的な攻撃力は皆無に等しいが、最高難度とされる龍殺しの魔物はもちろんのこと、神滅具だけあって理論上は神殺しの魔物すら創造でき、極めれば巨大怪獣を大量生産することが可能で、小国なら短時間で蹂躙できる力を持つ。
使い手のレオナルドはまだ子供であるため使いこなせていないが、すでに対悪魔用のアンチモンスターの製造も可能であることから、脅威度は高い。
その脅威度が極限まで極まったのが後述の禁手であり……
禁手
破滅の覇獣鬼(バンダースナッチ・アンド・ジャバウォッキー)
亜種禁手。
体長150mはある魔獣「豪獣鬼(バンダースナッチ)」とそれより一回り大きな「超獣鬼(ジャバウォック)」を生み出し、さらにその魔獣の体からも小型のモンスターが無数に発生する。
「悪魔のアンチモンスター」として創造されたため、光を武器としているうえに最上級悪魔の集中攻撃でも体の表面がわずかに傷つくほどのダメージしか与えられず、なおかつその傷すら即座に回復してしまうという難敵で、特殊な術式が届くまで足止めに徹することしかできないほどだった。
くわえて超獣鬼に至ってはそのうえで悪魔の中でも最高峰の戦力であるサーゼクス・ルシファーの眷属が総力を挙げてもなかなか倒せず、兵藤一誠がこの作品世界でも最強格であるグレートレッドと一体化した状態で戦ってもなおてこずるほどの耐久力を見せつけている。