概要
煌天雷獄(ゼニス・テンペスト)
転生天使デュリオ・ジェズアルドが宿す神器で、上位神滅具に数えられる1つ。
従来の順位では神滅具の中で2番目に強いとされ、天候を操り、火、風、水、土、いかなる自然属性をも支配できる。
炎の球や氷の槍を作って放る、屋内のように空がない場所にも雲を作って雷を落とす、多数の死神を氷の中に閉じ込める、町一つを荒れた天候で包み込むなど多彩な芸当が可能で、荒天による敵の足止めから、雨水を利用した飲料水の確保まで幅広く役に立てられる。また、大きなシャボン玉で仲間を包んで天候の影響から守ったり、スクリーンのように映像を写すことも可能。
使い手のデュリオが編み出した応用技に「虹色の希望(スペランツァ・ボッラ・ディ・サポネ)」というものがあり、七色に輝くシャボン玉を飛ばして触れた者に大切なことと大切なものを想い出させる効果がある。攻撃力は一切ないが、戦意を喪失させるには十分すぎるほどの性能を発揮する。なお、大切なものを自分の心の中に常に持っているものには効果がない。
禁手
聖天虹使の必罰、終末の綺羅星(フラジェッロ・ディ・コロリ・デル・アルコバレーノ、スペランツァ・ディ・ブリスコラ)
亜種禁手。
天使の輪が4つに、黄金の翼が12枚にまで増えるという肉体的な変化が現れる。無数のシャボン玉を放ち、そのシャボン玉に包まれたものにあらゆる天罰(業火・突風・冷気・雷といった様々な自然現象)を与えるというもの。攻撃に使うシャボン玉は見た目以上に頑丈で、トライヘキサ級の相手でもない限り内側から割るのは困難。
後天的に亜種と化した珍しいタイプ。