将棋界・囲碁界の王座戦について
将棋界では例年9月~10月にかけて、囲碁界では10月~12月にかけて五番勝負で行われる棋戦。
共に日本経済新聞社が主催する。将棋界の現王座は斎藤慎太郎、囲碁界の現王座は井山裕太。
名誉称号について
将棋・囲碁界共に、連続5期もしくは通算10期王座を獲得することで、名誉称号を名乗る資格を得られ、原則60歳以上で襲位することができる。
名誉王座襲位者(資格保持者も含む)
将棋界
1996年資格獲得(連続5期獲得)。2007年に襲位。
1996年資格獲得(連続5期獲得)。現役棋士のため、資格保持のみ。
囲碁界
1986年資格獲得(連続5期獲得)。2004年に死去(享年55)と共に襲位。
余談
ちなみに囲碁界の王座戦の優勝賞金は1400万円だが、将棋界の王座戦の優勝賞金は(非公開であるため推定だが、)500万円と全く値段が違う。どうしてこうなった。
また、将棋界の王座戦ではタイトル戦として創設された1981年以来34年間のうち、羽生善治九段が24年間在位するという、棋士人生の半分近くを王座戦とともに過ごす恐ろしい記録を達成している。