八大タイトルホルダー一覧
【2024年9月30日現在】
※タイトル戦の進行については将棋タイトル戦の進行状況を参照。
※次回更新は竜王戦決着時(最速11月16日)
※並び等は序列順・タイトル移動等によって序列の変動あり。
竜王・名人(王位・王座・棋王・王将・棋聖) |
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藤井聡太 |
稀代の天才棋士。2020年度、第91期棋聖戦で渡辺棋聖から3勝1敗で奪取。史上最年少(17歳11か月)でのタイトル獲得となった。更に第61期王位戦で木村一基王位から4勝0敗のストレートで王位を奪取。史上最年少の二冠王となった。翌年の棋聖位防衛により最年少で九段へ昇段した。第6期叡王戦で豊島将之叡王から3勝2敗のフルセットの末奪取。史上最年少三冠を達成した。その直後、第34期竜王戦で豊島竜王から4連勝のストレートで竜王位奪取。弱冠19歳にして史上5人目の四冠を達成。更に第71期王将戦で渡辺王将からストレートで王将位を奪取。大山康晴・中原誠・羽生善治に次ぐ史上4人目の五冠を史上最年少で達成した。第48期棋王戦で渡辺棋王から棋王位を奪取。羽生善治以来史上2人目の六冠を最年少で達成した。さらに第81期名人戦で渡辺明名人から名人位を奪取。史上最年少の名人奪取(20歳10か月)となるとともに、羽生善治以来史上2人目の七冠を最年少で達成した。そして、第71期王座戦で永瀬拓矢王座から王座位を奪取し、27年ぶりの全冠制覇を成し遂げた。第9期叡王戦は伊藤匠の挑戦を受けきれず敗れ、初失冠となった。しかし並行していた第95期棋聖戦では山崎隆之の挑戦をストレートで退け、通算5期となり、永世棋聖の資格を獲得。最年少永世称号資格獲得の最年少記録を更新した。さらに第65期王位戦では渡辺明九段の挑戦を退け、連続5期の規定により、永世王位の資格を獲得した。 |
一般棋戦優勝者一覧
【2024年10月21日現在】
※次回更新時期はJT杯決勝の11月24日
※上記日付は放映日基準優先。並びは一般棋戦の序列順。
朝日杯選手権者 |
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永瀬拓矢 |
将棋に対するストイックな姿勢から「軍曹」とよばれ、不利な局面になっても粘りによる逆転を得意とする棋風から「負けない将棋」と言われる。第17回朝日杯将棋オープン戦決勝で藤井を下して朝日杯初優勝を果たした。なお、意外にもこれが初の全棋士参加棋戦優勝となる(ただし、若手限定棋戦に限れば第2回加古川清流戦を制している)。 |
加古川青龍 |
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上野裕寿 |
第54期新人王戦で同門の藤本渚四段をフルセットで下し、初新人王。棋戦参加当時は三段で、進行中に四段昇段した関係で、プロ入りからわずか3局で棋戦初優勝となった。第14期加古川青龍戦決勝三番勝負で、岡部怜央四段を2連続逆転勝ちで下して同棋戦初優勝。 |
女流タイトルホルダー一覧
※【2024年10月29日現在】※
※次回更新は2025年2月末以降予定。福間香奈の第一子妊娠出産に伴う休場が正式に決まったが、その後福間が女流王将戦において当日朝の突発的体調不良(詳細非公表)による不戦敗を連発したことが重く見られ、再度のリスケが行われた。2024年11月1日現在の棋戦進行は以下の通りで、最新の状況は日本将棋連盟のサイトをチェックされたい。
- 倉敷藤花戦は例年第2・3局を11月23日を絡めて開催していたが、今回は福間の産休(産前)に絡むため、日程を前倒し&全局大阪開催で、11月5・7・11日に開催される運びとなった…が、再度見直されて産休明けに回されることになった。
- 産休(産前産後両方とも)にもろかぶりとなる女流王座戦は、第1局を2024年10月23日に指して、その後は3ヶ月のインターバルを挟むことになり、2025年3月決着となる見込みとなった。
- 同じく産休(産後)にもろかぶりとなる女流名人戦は日程は調整中。次期との兼ね合いも考慮すると、1ヶ月程度の後ろ倒しでの開催となる見込みである。
※並びは序列順、タイトル移動等によって序列の変動あり。
女流五冠(清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花) |
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福間香奈 |
女流棋界の第一人者のひとりで、元奨励会三段。旧姓里見。女流棋界唯一の女流六冠達成者であり、クイーン六冠保持者でもある。通算女流タイトル獲得数歴代1位。異名は「出雲のイナズマ」。女流棋士の川又咲紀(旧姓:里見咲紀)は妹。2023年5月結婚、2024年元旦に公表。以降は婚姻後の姓である「福間」で活動する。2024年8月末に妊娠を公表、12月に出産予定である。 |
女流三冠(白玲・女王・女流王将) |
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西山朋佳 |
女流棋界の第一人者のひとりで元奨励会三段。女王は2018年度より5連覇を達成し、初代永世女王となった。2021年10月、初代白玲位を獲得するも、翌期は里見に奪取され、女王のみに。直後に女流王将を取り戻して二冠に復帰。加えて2023年2月に女流転向後初参戦となった女流名人で挑戦を決め、伊藤沙恵相手に3勝1敗で奪取。さらに2023年10月に再び白玲に挑戦してフルセットの末奪還した。奨励会三段リーグでは14勝4敗で次点を経験している。囲碁棋士の西山静佳は姉。 |
歴代タイトル獲得数(参考)
※は現役棋士、太字は現役タイトルホルダー
順位 | 棋士名 | 獲得数 | 備考 | |
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1 | 羽生善治 九段 | 99期 | 永世七冠 | ※ |
2 | 大山康晴 十五世名人 | 80期 | 昭和の巨人 | |
3 | 中原誠 十六世名人 | 64期 | 棋界の若き太陽 | |
4 | 渡辺明 九段 | 31期 | 魔太郎(魔王) | ※ |
5 | 谷川浩司 十七世名人 | 27期 | 光速流 | ※ |
6 | 藤井聡太 竜王・名人 | 25期 | 令和の若き天才 | ※ |
7 | 米長邦雄 永世棋聖 | 19期 | 泥沼流 | |
8 | 佐藤康光 九段 | 13期 | 1秒で1億と3手読む男 | ※ |
9 | 森内俊之 九段 | 12期 | 鉄板流 | ※ |
10 | 加藤一二三 九段 | 8期 | 神武以来(このかた)の天才 | |
10 | 木村義雄 十四世名人 | 8期 | 昭和の大名人 |
※永世称号については当該記事を参照
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