基本データ
創設 | 1993年 |
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主催 | 倉敷市・山陽新聞社・倉敷市文化振興財団 |
本選開催時期 | 3月~10月 |
番勝負開催時期 | 10月~11月 |
番勝負 | 三番勝負 |
持ち時間 | 2時間(チェスクロック方式) |
保持者 | 里見香奈(第29期、8連覇中) |
クイーン称号保持者(獲得年) | 清水市代(1998年)・里見香奈(2012年) |
概要
- 倉敷藤花とは将棋の女流棋士のタイトルである。地方自治体が主催となっている唯一のタイトル戦でもある。
- 正式な棋戦名は「大山名人杯倉敷藤花戦」という。その名の通り大山康晴十五世名人の業績をたたえるために設立されたタイトル。名称にある倉敷は大山名人の出身地であり、藤の花は倉敷の市の花である。
- 創設は1993年。創設時に女流棋士会から名称を決めるに際して二つの要望がなされた。それが「すでにある男性棋士のタイトル戦の名称はやめてほしい」と「名称に女流~とつくのはやめてほしい」というものだ。この要望により「倉敷藤花」の名前が採用された。このため、現在6つある女流棋士のタイトル戦の中でタイトル名に「女」の字がつかない三つの内の一つである(他には白玲・清麗)。
- 三番勝負の第2局と第3局が倉敷市で行われている。また大山が「第二の故郷」と呼び普及のために200回以上来訪した青森県おいらせ町でも挑戦者決定トーナメントの内の1対局が行われる。
- 永世資格保持者は「クイーン倉敷藤花」と呼ばれており、2022年時点では清水市代女流七段と里見香奈女流五冠の2名のみである。
第30期(2022年度)倉敷藤花戦
挑戦手合三番勝負
関連タグ
供御飯万智…ライトノベル作品『りゅうおうのおしごと!』に登場する女流棋士。作中では倉敷藤花をモデルとした「山城桜花」という架空のタイトルを保持している。