CV:千本木彩花
これな、『くぐい』と読むんどす
概要
山城桜花(架空のタイトルで倉敷藤花がモデル)のタイトルを持つ女流棋士。1998年4月17日生まれ。京都府京都市出身で京言葉を話す。巨乳。
公家の出身でやんごとなき方の会食に参加するほどの名家出身。現役女子大生。
やんわりした京都弁からは想像もつかないが振り飛車穴熊に囲って徹底的な防御を敷き、相手の攻めをことごとく叩き潰した挙句相手をじわじわと追い詰めていくため『嬲り殺しの万智』の異名で恐れられている。穴熊を得意とする理由は穴熊を愛することの他に、とある理由でミスをしなければ勝つことができる穴熊を多用するようになったから。
同じく女流棋士の月夜見坂燎とは同い年のライバルで友人。二人揃って九頭竜八一を苛めている。
八一とは小学生名人戦で初めて出会いその時彼の将棋に魅了され彼を追うようになった。
雛鶴亜希奈は彼女の八一の執着があいの強敵になると考えている。
実家には女流棋士を辞めて記者になってほしいと思われている。
八一を追いかける為なら実家の財力、権力を使うことに全くためらいがない。
14巻で空銀子が倒れた際はその隙を突いて八一をものにしようと画策。八一に棋書執筆を持ちかけて天橋立近くの旅館に缶詰にし(この缶詰扱い自体はよくある話であるが)、軽く(意図しないものも含めて)色仕掛けを仕掛けつつ、その八一の棋風を執筆を通して学ぶことで2タイトル目として女流名跡を狙いに行った。しかし八一の終盤力はあいのデッドコピーでしかなかったのだ。八一はあい戦に向かう万智に向かって、遠慮なく負かしてほしいと述べた後、こう告げたのだった。
「本には監修が必要だろ?(中略)その答え合わせができるのは、一人しかいない」
その意味を理解できずにあい戦に望み、対局途中でその「監修」があいであることに気がつく。そして「オリジナル」に勝てるはずもなく、すでにトッププロ級に達している(と山刀伐尽は評している)あいの終盤力の前に、逆に頭金までの「嬲り殺し」にされて挑戦を、そして八一を逃すことになった。
実は腐女子でJS研に所属する妹弟子の貞任綾乃を腐の道に引きずり込んでいる。
観戦記者『鵠(くぐい)』
関西では将棋ライターが少ない事からバイトで上記のペンネームで観戦記者をやっている。
西では結構知られているのだが東では殆ど知られてなく月夜見坂もそのことを知らなかった。
鵠として振る舞う際は髪型も変え眼鏡をかけ標準語で喋るため気付かない人も多かった。
観戦記者をやっている理由は人手不足もあるのだが八一の将棋をより近くで見たいという思いもあってのこと。最近はラノベの出版社で編集者もしているらしい。
ちなみに「鵠」とは白鳥の古語。
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