概要
寛政大学社会学部1年。新生活の費用を使い果たし住居もなく、食料を盗んで食い繋いでいたところを清瀬灰二から竹青荘へと誘われる。
周囲の評はストイックな陸上バカ。走者として天賦の才を持ち、高校までは陸上漬けの生活を送っていた。だがそれ以外の経験に乏しく、自分の感情を把握したり伝えたりすることが非常に不得意。しかも、成果のみを求める陸上部の空気とは反りが合わず遠巻きにされ、遂には暴力事件を起こして陸上界から去る。それでも毎日最低20キロは走り続け、箱根駅伝への挑戦も内心無理だと思いつつ参加し、やがて竹青荘の自由な気風に影響を受け始める。
事件の原因でもある走ることへの真摯さ故の苛立ちを、原作では最初の記録会後に住人たちに見せるようになったのに対し、アニメ版では序盤から表面化している。
自分たちを献身的にサポートしてくれる同学年の勝田葉菜子に半ば一目惚れしているが、翌年まで自覚せずに過ごす。