管霊「ヒノファンタズム」とは、東方projectの登場キャラクターであるメルラン・プリズムリバーのスペルカードである。
概要
東方妖々夢においてメルランが使用する。1つ目の合同スペルカードの間に、三人の中でメルランに一番多くダメージを与えた場合に、通常弾幕第三波の後に使用する。難易度がEasy~Normalの場合限定であり、Hard~Lunaticの場合は上位スペルカードである冥管「ゴーストクリフォード」が使用される。
メルランが5本のへにょりレーザーを発射すると、それらのレーザーは特定の軌道で画面を動き回り、その軌道上から横に並んだ楔弾が発射される。楔弾は全方位に放たれる。
この楔弾はレーザーの位置を中心として全方向に向け放たれる他、発射された直後は重なっているので弾同士の隙間が大きいが動くにつれ横並び弾列の幅が広くなっていく為に、下で待っていると広がった弾列に囲まれて身動きが取れなくなっている事もあり、積極的に前に出て避ける必要がある。
また、楔弾を避けようとして、動き回るレーザーにぶつかる事もありうる為、レーザーの軌道にも注目しなくてはならない。
グリモワールオブマリサにも掲載されたスペルカード。魔理沙によると、「音量」は★6つ。これは合同スペルカードである騒符「ライブポルターガイスト」の次に高く、三人の中では最も高音量のようだ。
また、相手が居ないのに使っている事もあるそう。メルランには躁病の気があるらしいので、それによりテンションが上がっている時に使っているのを目撃したのではないだろうか。
金管楽器に吹き込んだ息がそのまま飛び出したかのようなスペルであり、生き霊のようなものとなって縦横無尽に飛び回るのだという。
この際、これらの生き霊のようなものを出すトランペットはメルランの能力によって操られているので本人は一切トランペットに手を触れないので、当然ながらメルランが吹いている訳ではない。それを見た魔理沙は、「この飛び出した息(後で息霊、と呼んでいる。「生き霊」とかけた?)は誰の物だろう」という疑問を投げかけている。
元ネタ
日本のジャズトランペッター、日野皓正が元ネタと思われる。直訳すれば、「ヒノの幻影」。日野氏の幻影、若しくはその幻影が吹き込んだ息霊を用いた技、という事か。