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編集者:Kaonohito
編集内容:家庭用テレビゲーム機で

ポートピア連続殺人事件

ぽーとぴあれんぞくさつじんじけん

ポートピア連続殺人事件とは、エニックスから発売された堀井雄二原作の推理アドベンチャーゲームである。PC版とファミコン版とがある。

ストーリー

サラ金会社社長山川耕三が不審な死(PC版では自殺、ファミコン版では明らかな殺人)を遂げたことから捜査が始められ、途中関係者が幾人も殺されていく。

概要

堀井雄二が手がけたアドベンチャーゲーム3部作の一つ。初期PC版では今ほど有名ではなかった堀井雄二がプログラムとグラフィックも担当している(当時は珍しくない)。

ファミコン版はファミコンで、というか家庭用テレビゲーム機でしかも世界で初めて登場した本格アドベンチャーだったことや、週刊少年ジャンプで特集されたことでヒットした。

PC版からはコマンド選択方式に変更されており、地下迷路などが追加されている。

真犯人があまりに有名。

テキスト表示の工夫

当時はフォントに使える容量も少なくテキスト中心のゲームはかな文字表記、それもかな文字と濁点/半濁点は別々の文字を使ってくっつけて表示するのが一般的であったが、等幅フォントなので横に並べると濁点半濁点の部分が不自然に空いてしまうという弱点があった(「ポ ートピ ア」のような感じ)。

ファミコン版ポートピアではテキストの行間を1行開け、その開いた行間を使ってかな文字の上に濁点・半濁点をくっつけることで比較的自然な表示を実現した。

これは次作のドラゴンクエストにも採用され、ファミコンやMSXでのテキスト表示の標準的な形式として定着することになる。

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編集者:Kaonohito
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