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カウンタックの編集履歴

2019-03-25 00:44:57 バージョン

カウンタック

かうんたっく

カウンタックとは、イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」が1971年から1990年にかけて製造したスーパーカー。言わずと知れたスーパーカーの代表格である。

概要


スーパーカー」と言えばこの車を連想する人も多い。ちなみにこの車をカウンタックと発音するのは日本だけで、イタリアでは「クンタッシュ」[kunˈtɑʃ]と呼ぶ。意味はイタリア語の方言ピエモンテ語の感嘆詞で、特に美女を見たとき男性が発する言葉で「マブい」「ハクい」「イケてる」といった意味である。アメリカでは「クーンタッチ」と発音する場合が多い。


1971年に初代モデルが登場するやいなや、その近未来的なウェッジシェイプを体現したデザインは、世界中に衝撃を与えた。車体のデザインを担当したイタリア人デザイナーマルチェロ・ガンディーニ曰く、車体のデザインテーマはプロペラの“ねじれ”だと言う。販売車種では珍しく特殊なエアインテーク機構やターボなしで400馬力を超えるV型12気筒5,000cc前後のモンスターエンジンを搭載するなどコンセプト、デザイン、システムすべての点において異彩を放ち、1970年代後半から1980年代の日本におけるスーパーカーブームの火付け役となった。

ただしこのデザイン、空力的には問題が多く初期モデルは後輪のトラクションが不足するという致命的な欠点を抱える。これを解消するためにリアウイングなどを装備したが、そうしたら今度は逆にリアのダウンフォースが強すぎてフロントが浮くため、さらにそれを解消するためにフロントウイングを装備するなどかなり迷走していた。


ドアが上方向に開く、「ガルウイングドア」が特徴で、ガルウイングドアスーパーカーの代表的車種。ちなみにこの形式のドアの統一された名称はないが、「ガルウイングドア」という名称があまりにも浸透しているため、この名称で呼ばれることが多い。

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