デザートイーグル
でざーといーぐる
デザートイーグルとは、アメリカのマグナムリサーチ社が設計、IMI(イスラエル・ミリタリー・インダストリー)社が改修した民間向け大口径自動拳銃である。本来の目的は狩猟用。
どんな銃なのか
.50AEモデルにおいて、重量2キロ超、全長273ミリ、装弾数7+1発という、デカくて重くて使いにくい拳銃である。
よく「女子供が撃つと反動で肩が外れる」と言われるが、その本体重量のおかげで、弾薬の割に反動はマイルドなため、ちゃんと構えられるだけの人間ならばそんなことはない、女性でも片手ですらちゃんと撃てる。子供は……グリップがとてもぶっとい銃なので握れない可能性が高い。
使用弾薬は.357マグナム弾(最初期型はこの口径のみだった。ジャムが多い産廃。現在は改修されているのでそんなことはない。)、.44マグナム弾(IMIの改修が入ったモデル。ジャムの心配が減って、弾の威力も上がった。ここから人気が出始めた。)、.50AE弾(自動拳銃で最高威力の弾丸。デザートイーグルといえば、一般的にはこのモデルを指す。)の三種類。
.50AE弾を使用する自動拳銃はこの銃だけであり、自動拳銃においては世界最強の破壊力を有する。(回転式拳銃も含めれば、S&W M500やフェイファー ツェリスカなどに最強威力の座は奪われる)
その.50AE弾の威力はというと・・・
おわかりいただけただろうか?
ちなみに作動メカニズムの関係からバレルがフレームに固定されているため命中精度は実は良好。
本来の用途は熊撃ち用のため、こんな威力になった。
レベルⅡのボディアーマーを貫通できるだけの性能があり、さらに、レベルⅢのボディアーマーを着ていようと、その衝撃で貫通せずともダメージを与えられる。ちなみに50AE弾で頭を撃たれると首から上が上の動画のごとく粉々になるという。つまり、映画のように風穴が空くどころかその周囲を軸に爆発したみたいに粉々になる。
そのわかりやすいキャラクター性から、フィクション作品に頻繁に登場する。