概要
二振り揃って古来承保ごろ(1074年-1076年)に活躍したとされる三池派の開祖『三池典太光世』によって打たれた太刀である。
両者共に強力な霊力を有する刀剣であり、それ故に守り刀として一定の場所に長い間納められていた(大典太は加賀前田家の蔵、ソハヤが家康が眠る久能山東照宮)という共通点がある。しかし、大典太が刀剣として使われなかったことや霊力が強い事を卑下するネガティブ系なのに対し、ソハヤは写しである事も含めて少々根には持っているが、基本的には前向きかつ思慮深いポジティブ系であり、かなり真逆の性格をしている。
手合わせで組ませると特殊会話が発生し、大典太がソハヤには本気でかかってくるという、彼にしては珍しい一面が見られる。また、兄弟で「維新の記憶」の時代で会津に出陣すると回想『幕府の霊的な守り』が発生。自分たちの霊力がもう少し強ければ江戸幕府も続いていたのかもしれない。という後悔とも皮肉ともとれる言葉を交わしている、
ちなみにこの二人も国広三兄弟や貞宗兄弟と同じく兄弟順がはっきりと記されておらず、手合わせでの特殊台詞にて、ソハヤは大典太を『兄弟』と呼んでいるが、大典太はソハヤを『お前』呼びしている。鍛刀時期で見れば大典太の方が先とされているため、このような呼び方なのかもしれない。
構成メンバー
共通して襟が黄色いチェック柄になったグレーの陣羽織風ブレザーとスラックス、黄色い膝当てを付けており、赤い紐がポイントに使われている。中に着用しているインナーの色合いなどは、それぞれの性格を反映させて対になるようにデザインされている。内番服は白いラインの入った深緑色のジャージで、ソハヤはどっちも両膝をまくって履いている。
No.13 刀種:太刀
病を好転させたり、鳥とまらずの蔵といった伝説をもつ、加賀前田家伝来の天下五剣の一つ。
No.15 刀種:太刀
坂上田村麻呂の名刀「ソハヤノツルギ」の写しにして徳川家康の愛刀。
彼の死後は久能山東照宮に安置される。