小さい頃姉の中村結花と共に山本優介とよく遊んだが、彼を女性恐怖症にした元凶でもある。
10年後、姉妹揃って優介と同居する。
はだけることに微塵の躊躇いもない天真爛漫な性格。一方で贅沢好きで、山本産婦人科の充実した設備を見た結花が看護婦人生を全うしようと思うのに対し、優介の玉の輿に乗ろうとする。
優介を誘惑する中、御曹司も視野に入れていた。
全く同類項の咲田愛美が押し掛けてからは凄絶な悩殺勝負を繰り広げる。
優介を考えて我が物とする一歩前までいったことがあり、それだけに「わたしがママよの巻」での愛美の真似をする矜持のなさは、梨花派としては残念なところ。
優介は途上国でのボランティア人生を選び、愛美共々連れ添う道を望む結花との仲を進展させる。自分は誘惑に乗った大病院の跡取りを選ぶ。