バーチャレーシング
ばーちゃれーしんぐ
移植版
ポリゴン演算機能をもたないメガドライブへの移植を実現するため、ゲームカセット内に「セガバーチャプロセッサ」というカスタムチップを搭載。グラフィックは後述の他機種版よりも大きく劣るが、操作性は良好。
メガドライブ版と比較すると、ポリゴン数とフレーム枚数が増えており、さらに操作性もアーケード版に限りなく近いことから良移植と評価されている。
セガではなくオーストラリアのゲーム会社「タイムワーナー・インタラクティブ」による移植。
グラフィックの再現度は高めだが操作性やスピード感がいまひとつで評価はよくない。
- PS2版
セガエイジス2500シリーズのひとつとしてPS2に移植された。ハード性能がもとのMODEL1基板より圧倒的に高いことからグラフィックはより高精細につくり直されている(テクスチャーマッピング・スムースシェーディングは未使用)。ただしAC版の一部ギミックが変更・省略されていたり、セガサターン版よりも操作性が不安定なため人によっては見た目だけの移植だと酷評する場合も。
セガエイジスSwitchの一つとしてSwitchに移植された。開発はM2が担当。
PS2を超える性能を生かしたジャギーが少なくなったフルHDの画質、これまでの移植作ではできなかったオープンワールドによろしく描写距離の延長の他、バーチャフォーミュラの様に8人対戦、中継映像を使ったリプレイ、5週の「ノーマル」と20週の「グランプリ」のバージョンの切り替え、2人でオンラインプレイと言った気合を入った移植になった。
開発の始まりは3DSの移植の計画から始まった2016年の移植希望アンケートでは1月は1位になり、「ターボアウトラン」と同時開発を行ったが3月に2位に落ちた事に加え、スケジュールが2年に遅れる羽目と3DSのマシンパワー不足とNew3DSの移植に変更すると旧3DS所有者の信頼関係に亀裂を生む恐れが入った為、お蔵入りになった。
Switch本体の発表によりセガエイジスSwitchの立ち上げ当初から開発を即再開し、当時のソースコードを発掘した事で実現した。