レインボー戦隊ロビン
れいんぼーせんたいろびん
概要
1966年(昭和41年)4月23日から1967年(昭和42年)3月24日までNET系列で全48話が放送された、東映動画製作のSFアニメである。白黒作品。
あらすじ
パルタ星(原作コミックではパルダ星)人と地球人の間に生まれた少年ロビンと6体のロボットたち・レインボー戦隊が主役。第1話「怪星人現わる」から第26話「パルタ星最後の日」までの、彼らがパルタ星人の地球侵略に立ち向かうシリーズと、パルタ星との戦い以降の第27話から第48話までの、一話完結でのサスペンス・コメディ・活劇などのバラエティに富んだ内容とに分かれる。
ロビン
声 - 里見京子
キャラクターデザイン - 石ノ森章太郎
レインボー戦隊の隊長で、正義を愛する勇敢な少年。レイガンの達人で、パイロットとしての技量は地球防衛軍のエースパイロットを凌ぐほど。必殺技は胸の星型マークから強力な破壊光線を放つミラクルノヴァで、一度使うと寿命が3年縮む。
父はパルタ星人ポルト、母は地球人のすみ子。ポルトの作った6体のロボットに育てられた。
リリ
声 - 新道乃里子
キャラクターデザイン - 石ノ森章太郎
看護婦ロボット。手の先から出る復元光線によって、生体の治療のほか、メカの修理もできる。ロビンの育ての母親代わりだった。心優しく、敵兵士とのロマンスもあったりするが、ややお転婆。意外と嫉妬深い面もある。 PIXIV内でも根強い人気がある。
ベル
声 - 中村恵子
キャラクターデザイン - 東映動画
人間の3000倍の高感度の感覚器を持つ猫型のレーダーロボット。性格はそそっかしく短気で、教授と共にギャグの立ち回りが多い。
ペガサス
声 - 関根信昭
キャラクターデザイン - 藤子・F・不二雄
ロビンが乗るロケット型ロボット。ロビンが搭乗する際は、万能戦闘機に変形する。状況に応じて陸上や水中でも行動できる。大気圏内での最高速度はマッハ18で、宇宙では恒星間飛行も可能。レイガン、空対空ミサイルなどを搭載。
ウルフ
声 - 桜井英一
キャラクターデザイン - 藤子不二雄Ⓐ
ニヒルな戦闘ロボット。感情をというチャンネルを持たないとされているが、実際には喜怒哀楽を見せている。ロビンが危険に晒されると即戦闘態勢になる機能を持つ。変身能力もあり、一般人の姿になって行動することもある。
教授
声 - 八木光生
キャラクターデザイン - 石ノ森章太郎
レインボー戦隊の頭脳役をつとめる老人型ロボット。小さな体で卓越した知能と判断力を持つが、ベル同様そそっかしく、ギャグの立ち回りが多い。
ベンケイ
声 - 篠田節夫
キャラクターデザイン - 藤子不二雄Ⓐ
巨大で心優しい怪力ロボット。気弱な面があり、力しか取り柄がない自分に自信喪失して、精神を病んだこともある。腹部に教授らを収納できる。
ポルト博士
声 - 篠田節夫
ロビンの父で、レインボー戦隊のロボットたちを作った人物。元はパルタ星の科学者で、地球人に変身して地球の軍備を調査していた。スパイ活動の最中に負傷し、偶然出会ったすみ子に助けられ、地球人の優しさを知ってパルタ星の侵略を阻止する決意を固めた。
すみ子
声 - 新道乃里子
ロビンの母で日本人。ポルト博士が地球人の味方になるきっかけを作った女性で、音楽を愛し、優しさと芯の強さを兼ね備えた女性。