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グラトノスの編集履歴

2019-05-22 02:15:49 バージョン

グラトノス

ぐらとのす

『メタルマックス3』の登場人物。

概要

「クラン・コールドブラッド(通称:冷血党)」の頂点に立つ男。組織の創設者でもあり、そして各地で冷血党としての活動を幹部顔負けの頻度で自らこなすため、その顔は党員どころか一般の民衆にも知られている。主人公ドラムカンも彼と何度か戦う機会がある因縁の相手。


AH666バズズ(賞金首の一体)に搭乗した姿は作中でもけっこう早期に見られたりする。


髪の毛は触手のようになっており、これで対象を捕らえることもできる。特にヒロインであるコーラには執心の様子。また、自身を「人間を超えた超人」と称する。

邂逅

崖っぷち海岸では戦いを挑んでも勝つことはできない。

ネツィブ・メラハ最上階では初めてまともに戦うことができる。

そしてジャガンナートでは、破壊神座に搭乗しての戦闘となる。だが倒すと生首だけが残り、さらに戦いを挑んでくるという執念を見せる。


だが、生首からさらに最終形態となり最後の悪あがきを見せてくる。その名もグラトノサウルスという。⋯「竜退治はもう飽きた」のではなかったのだろうか?


ちなみにその活動規模の割に、賞金首には指定されていない。

関連タグ

メタルマックス3






























































以下、ネタバレあり































































ジャガンナートでの彼との戦いは本作の最終ボス戦である。賞金首でないのはこのためと思われる。

彼は「伝説の大破壊」が起こる前の人物であり、本名をグレイという。もともとはまともな人物であったのだが、大破壊発生後のノア軍勢との戦いにおいて、1人の男によってその人生を狂わされてゆく。


その元凶とは、ノア軍勢と当時戦っていたリーダーの「キングズレー・“キング”・ギンスキー(以下、キング・ギンスキー)」。アメリカ政財界の大物にして、ブラド・コングロマリットの大物株主でもあった。キングを名乗る通り、大破壊を生き延びた人類を世界連合の大統領として支配するという、大破壊をも踏み台にする野望を持っていた。そのために、ノア軍勢を相手に多方面の分野から攻めようと計画を立てており、その一環として優れた研究者を集めていた。


当時グレイであったグラトノスはその研究者の1人であり、若くしてすでに天才として名を馳せていた。グラトノスはキング・ギンスキーから「人間をバイオ化させてノア軍勢に対抗できる生体兵器とするV・ジーン計画」を命令され、作中に登場する「メタモーフ細胞」はこの技術によりできあがったものである。


しかし実用前にノア軍勢に襲撃され、キング・ギンスキーの軍勢さえも押されていく。だが、追い詰められたキング・ギンスキーは、支配という野望を捨てることなく、卑劣極まりない一手を打つ。

ノア軍勢と戦うことを諦め、シェルターを建設して大破壊による人類への攻撃をやりすごすという逃げの一手。しかし逃げの一手自体は生きる為に取りうる当たり前の選択の一つ。問題は、その計画と顛末にあった。


生き延びたいと渇望する人々の心に付け込んで、シェルター建造のために働かせた挙句、完成するとキング・ギンスキーは自分たちの関係者だけでシェルターに引きこもり、人々は働き損となりシェルターにも入れず大破壊とノア軍勢の攻撃によって殺し尽くされたのである。そして、シェルターの中で安穏とした日々を過ごし、あげくに天寿を全うするという、関わった人々全てから恨まれる人生を閉じた。


グラトノスが狂った元凶もここに関わっている。

シェルター建造の際にキングの実の娘アリーゼと恋仲になったことがきっかけで、もっと自分の野望の役に立つ男と結婚させたいと考えたキング・ギンスキーの逆鱗に触れる。駆け落ちすれば逃げられると思った2人だが、自分こそ万物の頂点に立つべきと疑わないキング・ギンスキーは、この「自分の思い通りにならない2人」を娘であろうと銃殺するよう部隊に命令。結果、アリーゼは銃殺され、グラトノスは瀕死の重傷を負った挙句捨て置かれたのであった。


キング・ギンスキーを恨まないはずがなかった。


これをきっかけとして、研究途上だった「メタモーフ細胞」を自身に投与、人外へと成り果てて復讐鬼としての人生を歩むようになる。ギンスキー家の皆殺しという目的を持って、冷血党を結成。コーラに執心であった理由もかつて自身と恋仲だったアリーゼに外見も内面も瓜二つだったことが原因だった。


そのため、自身を超人としながらも、その行動原理や科白は「等身大の人間そのもの」である。最終ボスとは思えない小物のような科白もあるが、復讐のみに身を投じていることを考えれば当たり前であったとも言える。

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