データ
性別:女性、年齢:13歳、身長:148cm、体重:35kg
好物:マシュマロ入りカレー、果物
CV:阿澄佳奈(なりきりダンジョンX)、柳瀬なつみ(ドラマCD)
概要
なりきりダンジョンの女主人公で、テイルズオブシリーズ初の女性主人公。(マザーシップタイトル初の女性主人公はミラ・マクスウェル。なりダンはエスコートタイトル)ディオとは双子。どちらが上かは公式には言及されていないが、小説版ではメルが姉とされる。ゲームでも、メルが姉のように振舞う場面が多く、精神面はディオより大人びている。
ピンクの上着にタイトスカートと黒いタイツを着用。ディオと共に「なりきり士」として、人の役に立つために頑張る。
読書や裁縫などを趣味とした、穏やかでおっとりとした性格。現実的で礼儀正しく、まじめな少女。ディオの天真爛漫さ、楽天さを呆れたり、なだめたりする抑え役。旅の予定や費用の管理も彼女がしている。自分がディオをしっかりさせなくては、という使命感を持っている。
13年前の夜にディオと共に流れ星のように落ちてきたところをプレイヤーに保護された。(なりきりダンジョンXでは行く当てもなく彷徨っていたエトスをノルンが介抱し、ディオとメルを託した)
プレイヤー及びエトスのことを親として愛しており、特にエトスやプレイヤーがくれた物にはなんでも喜び(指さし棒でも)エトスがノームにさらわれたり、はぐれてしまったときは非常に落ち込んでいた。
その後、13歳になった時、自分達が本当は「理想の子ども」を演じているだけであり、このままでは心との乖離から廃人になってしまう事を知る。それを回避するため、12の精霊の試練を受けて感情を取り戻す旅に出る。
X版ではなりきり士として働き始めた直後に魔物を退治しようとして発動した魔術が暴走してしまい、ヴァルハラ町全域に周囲のマナを吸い尽くす虹輪(プリズムリング)を発生させてしまい、その解決法を求めて旅立つ。
ネタバレ
なりきりダンジョンのストーリーのネタバレが含まれます!
実は、彼女の正体(前世)は、ダオスと同じデリス・カーラーンの民である女性メルティア。ディオの正体(前世)であるディオスとは双子。
魔科学を研究する科学者で、養父であるバンディ将軍に命じられ、魔科学兵器開発の中心人物として動いていた。魔科学兵器の危険性を知りつつも科学者としての好奇心により魔科学兵器を完成させる。その後民族紛争による敵兵の襲撃によって死亡。「魔科学兵器の開発」がメルの背負う罪。しかし、彼女は自らの犯した大罪を認めなかったため、メルティアの本質が「悪」かどうか見定めようとするノルンによって「メル」として生まれ変わる。
ただし、Xでは出自が異なり、ディオスとは義理の兄弟で、元々は長引く冬と戦争のせいで口減らしのために母に捨てられバンディ将軍に拾われた孤児という設定になっている。
物語終盤でメルティアの思念との戦いの後、本当の自分を取り戻して試練を終了するが、過去の自分を倒したことにより時の修正を受け、存在する時空間を失い消滅し、エンディングで記憶を一新されて生まれ変わった。なりダンXでも生まれ変わりを受けたものの、何事も無かったようにメルの状態のままディオと共に、エトスの孤児院に戻ってきている。
他作品への出演
なりきりダンジョン3では、ディオと共になりきりショップ(なりきりに必要なアイテムを作成・販売)の店主として登場。