カンゴーム
かんごーむ
鉱物としてのカンゴーム
カンゴーム(黒水晶)とは水晶の一種。
カンゴームという名前は、産出される山脈の名前が由来(スコットランドのカンゴーム山脈から)。
産出量が少なく光を通しにくい性質。
また、カンゴームより色の濃い黒水晶は「モリオン」と呼ばれている(諸説あり)。
『宝石の国』の登場人物としてのカンゴーム
以下未アニメ化範囲のネタバレ注意
硬度 | 七 |
---|---|
担当 | 冬季担当 |
モデルと思われる鉱石 | 黒水晶 |
一人称 | 俺 |
声優 | [[]] |
ゴースト・クォーツの「中の子」。年上の宝石を「にいさん」と呼ぶ。困り眉なことが多い。 武器はゴーストが使っていた大鎌、後にアンタークチサイトのような鋸状の剣を使用している。
二層構造であるゴーストの内側(黒い部分)で、時々ゴーストの意志関係なく勝手に動いていた。ラピスの言うことなら素直に聞いていたらしい。
ゴーストが月人と戦った際に髪の一部以外の表層が剥げ落ち、月へ連れ去られたことによって現れた。
ゴーストの最後の言葉と彼が連れ去られる原因となったフォスへの怒りから、フォスとコンビを組む。
ゴースト同様、ラピス・ラズリの首を一番大切なものと称している。
当初は周囲からゴーストと呼ばれていたが、フォスの提案で金剛先生にカンゴームという名をつけてもらった。
昔から本を読むのがちょっと好きらしい。本当はラピスに読んでもらいたいと思っている。
カンゴーム自身は黒色だが、髪と瞳はゴーストの影響で灰色である。ゴーストが剥がされる前に戦いで左腕を失ったため、代わりにスモーキークォーツをつけている。当初は白粉を肌に塗っていなかったが、冬季の担当になった時から白粉を塗るようになった。
元々髪色、物言い等からアンタークチサイトに似ているところがあり、一時的にフォスを錯乱させた。白粉を塗ったことでますますアンタークに似た見た目になり、フォスは一度「アカンゴーム」と呼び間違え彼に突っ込まれている。他のあだ名は「カンゴ~ヌ~ン」など。
ゴースト部分が削り取られているため、他の宝石たちより少し身体が小さい。
その点がレッドベリルの職人魂に火を付けたらしく、やたらと可愛い夏眠用パジャマを毎年着せられている。本人はフリフリな衣装を着るのにあまり乗り気ではない。最近は慣れてきたものの、目覚めないように踏ん張っている。
言動は粗暴だが、気丈で付き合いが良い。作中きってのツッコミ体質で、ボケ役のフォスと相性が良い。フォスにはかなり振り回されつつ、漫才のようなやり取りをしている。
しかしある人物から、その関係性に指摘を受けて以来、彼に対する態度が変わりつつある。