概要
曲霊との戦いで誕生した「殺生丸自身の刀」。
斬った対象を凄まじい爆発で打ち砕き、その後も周囲に伝播し破壊を続ける持続性がある。
無敵に近い奈落にも効果がある数少ない武器であり、この攻撃を受けた体の一部を奈落が切り離すシーンがある。
殺生丸が生み出した刀。殺生丸の牙の癖に失った片腕から現れた、大妖怪の父親を超えた証でもある一振り。
機能的には鉄砕牙のような遠距離攻撃を備えてはいないが、殺生丸当人の剣圧や、この刀で斬り付けると生じる凄まじい爆発の影響で間合いも広く、爆流波や蒼龍波のような規模の衝撃波を放って妖怪の群れ等もまとめて消滅させてのける。
更に、この刀には、斬り付けた対象に極僅かでも相手に傷が付けば、その傷が永続的に広がり続けていずれは強制的に完全破壊させる効果がある。
その為、奈落や曲霊のような無限再生能力を持つ妖怪も倒す事が出来る、と弥勒たちは推察していた。
しかし、"伝達して侵食し続ける"だけなので、破壊が及んでいない部分を先に切り離せば破壊を免れることができ、実際には奈落への決定打には成り得なかった。
また、四魂の玉は斬れず、その影響を強く受けていた最終決戦終盤の奈落の顔面に直撃させた際には、奈落の顔は再生していた。