吉野敬介
きだちをこういやくしよう
元代々木ゼミナール講師・東進ハイスクール客員講師。ネット上では「木立(きだち)をこう意訳しよう」の人」、「他の場所には、似ていないねえ」の人、「比べ物にならないねえ」の人、としても知られている。
概要
代ゼミ(代々木ゼミナール)時代、同校の古文講師として活躍したことから荻野暢也(接点tの人)、亀田和久(ハーローゲンの人)と並んでネット上でFLASHやMAD音楽が数多く作られてネタにされたことから有名になった。
人物
いわゆるGTOでいう鬼塚英吉のように元ヤンの教師(もとい講師)である。パンチパーマに色眼鏡、アロハシャツと、いかにも「どうも、ヤクザで~す」と言わんばかりの出で立ちである(そのためか、ニコニコ動画のタグでは「古文ヤクザ」とも表現されている)。
神奈川県鎌倉市出身。中学時代、暴走族に入り特攻隊長を務め、物心ついたときから大学受験を決意し、猛勉強の末に國學院大學文学部二部文学科に合格。受験勉強の際、9月から12月で国語の偏差値を25から86に上げたといわれる。
大学卒業後は古文講師として代ゼミに勤め、後に塾講師を一度は引退するが、「教育」という熱意が捨てられず、東進ハイスクールに納まり現在に至る。一方でエッセイや古文の参考書も出版している。
反面、経歴には疑問点が多い。また、著書にも矛盾点や加筆修正、パクリ疑惑まであるほど。授業態度が悪い教え子に体罰を加えて書類送検されたことがある。
授業のまえに必ず雑談を取る。また、本授業に入ると、重要な部分は言葉を2、3回リピートするのが特徴で、自身の授業スタイルでもある。これは「女子校出身の生徒は、男言葉になれていない。それゆえに一回聞いただけじゃ、何を言ってるのか理解できないから2、3回は繰り返す」という考えによるものである。しかし、このリピート指導方法を受けた吉野の教え子は「繰り返しているから解かりやすくてノートが取り易い」という声が出ており、なおかつ長所にもなっている。