概要
日本の経済を影で操る豪和家は、代々伝わる「骨嵬」(くがい)の組成を研究応用し、特務自衛隊と共に「タクティカルアーマー(TA)」と言う二足歩行兵器を開発した。
余流能楽継承者である豪和家四男ユウシロウは、「餓沙羅の舞」の実験途中にミハルという名の少女と精神接触をする。ミハルを擁する組織「シンボル」もまたガサラキへの接触実験を行っていた。
各話のサブタイトルに和歌を用いているのが特徴。
サブタイトルは略記を用いられる事が多いが、和歌が正式なものとなっている。
ゲームではアニメ終了後の話が扱われた。
登場する兵器
兵器はTAのような二足歩行兵器でオーバーテクノロジーが使用されている点を除けば超兵器は存在していない。
XM8AGSのようなキャンセルされた兵器や架空兵器も登場するが現実的なものとなっている。
TAもまた限定された状況でこそ効果を発揮する兵器であり、正面から戦闘を行えば対戦車ヘリや主力戦車といった既存の兵器に勝つことが出来ないものとなっており、多くの作品でのロボット兵器とは違う扱いとなっている。
二足歩行兵器に搭載される兵器もEMガンやブラストロッドを除けばエリコン30mm機関砲や75mm低圧砲、50mmグレネードランチャー、ASDIC(投射設置型振動センサー)といった現実的なものとなっている。
使用される弾薬もHEやAP、HESHといった現実的なものだが、暴徒鎮圧用の低殺傷弾とはいえ対人に25mm機関砲を使用するなど本来ならオーバーキルとなる火力を用いたり、LOSATのKEM(2004年に開発中止)は加速距離を必要とするが至近距離でも十分な威力を持つなど物語の嘘もある。