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概要

『さいこうの夜』は、ソーシャルゲーム『アイドルマスターSideM LIVE ON ST@GE!』において、2019年4月1日に発生したエイプリルフール限定のイベントである。

その内容は、かのチュンソフト社(現スパイク・チュンソフト社)が制作した、サウンドノベルゲームの名作『かまいたちの夜』のパロディであった。

ストーリー

こんや 12じ だれかが きえる

315プロダクションのプロデューサーである『ぼく』は、齋藤社長の計らいで、所属アイドル、社長、事務員の山村賢と共にスキー旅行へ向かった。社長の知人、小林夫妻が経営する高山のペンション『ショプール』へ招かれた『ぼく』たちは充実した休暇を過ごす。

しかし、なぜかカエルの着ぐるみを着た飛び入りの宿泊客が現れたことや、談話室で不気味なメモが発見されたことを皮切りに不穏な雰囲気となっていく。テレビが麓での凄惨な事件を報道し、小林夫妻も急用で外出する中、ほどなく『ぼく』たちはあることに気が付く。いつの間にか、山村の姿が見当たらない……。

ゲームの進行

目的は、山村の居場所を探し出すこと。導入終了後、全アイドルユニット15組による個別のシナリオを選択。ストーリーは途中でそれぞれAかBの選択肢によって分岐する。

Aを選んだ場合、途中で山村の行方に関するヒントとなるキーワードを入手(導入の段階でキーワードを入手できるシナリオもある)。その後、談話室にいる齋藤社長へ『山村の居場所を伝える』という形でキーワードを入力する。しかし、正解となる言葉は全組分のシナリオを読了しても完全な形で確認することはできず、プレイヤーが独自で正解を推理する必要がある。また、シナリオによってはキーワードが正解に繋がらないこともあり、その場合は社長から別のユニットと協力することを勧められる。

なお、社長への選択肢には原作で取り返しのつかないことになるものも混ざっているが、今回は冗談で済ませてくれるので選択しても問題ない。

また、ユニット名や原作の登場人物・用語など、特定の言葉を入力すると、隠しメッセージを見ることもできる。

一方、Bを選んだ場合はストーリーが『終』(=バッドエンド)を迎えてしまう。その場合はタイトル画面の『つづきから』を選択し、ユニット選択からやり直すことになる。

ただし、このルートも読了することが後述する『金のしおり』化や称号入手の条件に含まれている。

読破率と称号について

各シナリオの全文を読了すると、シナリオ選択画面における対象ユニットの選択肢は通常のしおりから『金のしおり』へ変化する。そして全ユニットのシナリオを読破した上で山村の居場所を特定し『完』エンディングを迎えることで、プロデューサー称号『さいこうの夜』を入手することが可能だった。

なお、エイプリルフールイベントが終了した翌4月2日、山村が「変なを見て申し訳ない気持ちになった」という理由でMスターを315個プレゼントしてくれたのだった。

関連イラスト

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