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編集者:兎森うさ子
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概要

角川文庫より刊行中の、池袋サンシャイン水族館の奥にある不思議な喫茶店・海底二万哩で繰り広げられる人間模様を書いたアクア・ファンタジーである。主に深海魚に関するトリビアが数多く登場する。現在四巻まで刊行中。

あらすじ

大事な幼なじみ・八木大空を失った来栖倫太郎は、彼が大好きだったサンシャイン水族館に一人やって来る。そこで待っていたのは、大空にそっくりな店長・深海と執事(?)のセバスチャン、そして、海の底に沈んだ沈没船の財宝の様に、“心の海” に『大事な宝物』を置いてきてしまった人達だった。

登場人物

来栖倫太郎(くるす りんたろう)

本作の主人公。幼なじみを〝失くした〟悲しみを紛らわせるために訪れた池袋サンシャイン水族館で、不思議な喫茶店「海底二万哩」と、幼なじみそっくりな深海に出会う。

可愛らしい外見からよく女の子に間違われるため、かなりのコンプレックスになっている。

深海(ふかみ)

深海カフェ「海底二万哩」の店長。倫太郎が7年前に生き別れた幼なじみ・八木大空に外見がそっくり。ただし、中身は正反対にチャラく、子供っぽい一面もある。

その正体はかつて海の底に沈んだ都市の王、クトゥルフ

セバスチャン

深海の執事(?)を名乗る喋るメンダコの妖精。かなりイケボ。

正体は旧神時代の深海に仕えていた神官で、元人間。

シータ

「魔術師」を名乗る不思議な少年。深海の思想をあまりよく思っていない。正体は彼と同じ旧支配者

八木大空(やぎ おおぞら)

七年前に失踪した倫太郎の隣人で、彼が実の兄のように慕っていた人物。身体が弱くて外出すら難しく、ベッドの上で本を読むことが多かった。本の中で特に『海底二万哩』が好きで、よく読んでいたらしい。

コラボ

サンシャイン水族館~ゾクゾク深海生物~2019

(2019年1月12日~3月10日)

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