概要
主人公である『僕』の腹違いの妹。天野南と海豚の娘。本編では行方不明になっている(後述)。癖のある長い黒髪を持つ美少女。
にもうととは『僕』の彼女に対する呼称であり、彼女の方は兄を「あにーちゃん」と呼んでいた。
本名は作中で『×音』と表記され、一文字目が伏せ字になっている。
蜜柑が好物であり、かつては兄を蜜柑の筋取りを始めとした様々な身の回りの世話に使っていた。そのため、彼を『働き蟻』と呼んでいたこともある。気が短く我儘な性格で、主に兄を鬱憤のはけ口にして暴力を振るっていたが、実の母親には嫌われまいとして猫を被っていた。
動物を殺害し、その肉を食べるという少々変わった趣味を持つ。
山中の動物に興味を示し、兄に送迎をさせながら『かり』に出かけていたが、ある日を境に家に帰らなくなってしまい、現在に至る。
『僕』は彼女が山で何らかの事故に遭い、死亡したのだと結論付けたが……。
以下ネタバレあります
実は生きており、母方の祖父の元で暮らしていた。
彼女は特に長兄・司馬と折り合いが非常に悪く、度々殴られるなどの虐待を受けていた。彼女はそれに耐えられなくなって家出をし、以来祖父の元に身を寄せた。
3巻で僕の前にバッドを持った血塗れの格好で現れた。その後、マユが母の仇だと知り、彼女の住むマンションを襲撃するが、彼女に返り討ちにされ、僕の手により辛くも逃げ延びた。その後は僕となんだかんだと交流を持ち続けている。
関連タグ
お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない ネット上で語られたある事件。作中でパロディ的シーンが登場した。