概要
電撃文庫より刊行。既刊11巻。内1巻は短編集。挿絵・イラスト担当は左。
第十三回電撃大賞応募作であり、受賞は逃したものの審査員の目に止まり、刊行された。
一巻の帯には「第十三回の電撃小説大賞の最終選考会で物議を醸した問題作」として紹介されている。
作中に登場する街において過去に起きた誘拐事件と、その事件の関係者の一員『みーくん』『まーちゃん』の周囲に新たに巻き起こる様々な事件を描く。
本編中のシーン、台詞、章題などに既存のエンターテインメント作品のパロディネタが多用されているのも特徴。
また、表紙のカバー裏にはちょっとした仕掛けが施されている。
メディア展開としては、2011年1月に実写映画化され、映画と原作の要素を同時に織り交ぜた漫画版も刊行された。
選考会に提出した段階では主人公は女性だったことが、あとがきや投稿原稿の展示で明らかにされている。ちなみにマユの性別は据え置きである。
※投稿原稿の展示は2012年に開催された『特別展示会“入間の間”』によるもの。→当時のニュースサイトの記事
略称は現在『みーまー』が主流。
『うそみーこわまー』『嘘つきみ』などもあった。映画化された際発売されたキーホルダーには『UMKM』と表記されている。