トミー・セイヤー

とみーせいやー

トミー・セイヤーとは、アメリカ合衆国のへヴィメタルバンド「KISS」の5代目リードギタリストである。

概要

1960年11月7日生まれ。オレゴン州ポートランド出身。

1981年にBlack 'n Blue（ブラックンブルー）というバンドを結成、1985年にKISSの前座を務めてから彼らと交流を深め、ジーン・シモンズからプロデュースを受けるも1989年にレコード会社からの契約切れに伴いBlack 'n Blueは解散。

同僚のジェイミー・セント・ジェイムズとKISSのトリビュートバンドCold Ginを結成する傍ら、ジーンの付き人を務め、KISSの裏方として、またオリジナルメンバーで再結成したKISSのツアー・マネージャーとして活躍。

2002年にエース・フレーリーの後任として正式メンバーとなる。2009年の『ソニックブーム』以降、アルバム制作に参加。

スペースマンとしてはエースに次ぐ2人目だが、エースが脱退してから復帰するまでヴィニー・ヴィンセント、マーク・セント・ジョン、ブルース・キューリックがいたためリードギターとしては5人目である。

エースの他ジミー・ペイジにも憧れていたため、レスポールを愛用する。

KISSのファン、ギター小僧、ツアマネ、正式メンバーと出世した誰よりもKISSを知る究極のKISSファンである。

「キッスとしてどうするべきか迷った時は、トミーに意見を訊く事にしている」（ポール・スタンレー）