概要
石田衣良の短編小説集。略称は『IWGP』。石田衣良のデビュー作でもある。
池袋西口公園（池袋ウエストゲートパーク）近くの果物屋の息子・真島 誠が地元で起こる事件を解決していくシリーズ。
2000年にドラマ化された。登場人物の設定が大きく異なるため、ドラマ版はこちらで解説する。→IWGP
2017年には舞台化された。
2020年にアニメ化が決定された。
登場人物
真島誠(マコト)
主人公。実家の果物屋を手伝って小遣いを稼ぎながら、池袋西口公園に屯している青年。
半ばフリーターのような生活を送っていたが、様々な事件を解決している内に地元で名が通るトラブルシューターになっていく。のちにファッション雑誌のコラムニストも勤めるようになる。
池袋では名の知れた存在で、カラーギャングのリーダー・タカシをはじめ、みな彼には一目置いている。
また、顔が広く、警察やヤクザの友人や知り合いがいる。
安藤崇(タカシ)
カラーギャングG-Boysの「キング」。チームカラーは「青」。
クールな性格で、細身のイケメン。カリスマ性と天才的な格闘センスを持ち、チームをまとめ上げる。
マコトとは高校からの友人で、高校時代からマコトの素質に気づいており何度か勧誘している。
彼を尊敬・畏怖する者は多くとも、親しい友人と呼べる人物は少ない。
