魔界幻士
まかいげんし
ファイナルファンタジーシリーズに登場するジョブ。
性能
未熟ゆえに召喚魔法の効果が安定しない幻術師に対し、常に一定の効果を発揮できる『合体召喚』を扱う。「召喚魔法はバリアチェンジに関係なくダメージを与える」と作中で説明があるが、実際はしっかり影響を受ける。
MPの総量は少ないものの、最初から全体化されている関係で威力の減衰がなく、黒魔法よりも遥かに高いダメージを叩き出す。そのため、コストパフォーマンスが極めて良好で、MP切れの心配はあまりしなくてよい。
惜しむらくは、程なくして賢者が手に入る都合上、活躍期間があまり長くないこと。
設定上は幻術師の上位ジョブだが、白黒召喚には魔界幻士の使用できない効果のものも含まれており、導師や魔人とは違って完全な上位互換というわけではない。
DS版では、賢者の使用する召喚魔法が白黒召喚に変更され、合体召喚を使用できる唯一のジョブとなった。
しかし、敵の最大出現数が減少、召喚魔法の威力も物理アタッカーの打撃に負ける有様で、合体召喚の価値は大暴落。MPの総量が大幅に上昇している一方、コストパフォーマンスは悪化しており、結果として大きく弱体化。戦闘バランス変更の煽りをモロに受ける形となってしまった。
なお、バリアチェンジに関する説明は削除され、設定自体が闇に葬られた。