獅子王司
ししおうつかさ
漫画「Dr.STONE」の登場人物。科学を否定しその武力で持って理想郷を作り上げる男。霊長類最強。
「詳しい説明は、うん、ゆっくり聞くよ。ただ一つ約束する」
「君らにはもう、二度と危険ってやつは訪れない」
「これからは、この俺が戦うからだ」
概要
「霊長類最強の高校生」と呼ばれていた男。野獣から身を守るべく千空と大樹によって復活させられたが、過去の忌まわしい記憶から、「大人達の支配する旧文明社会の価値観」を憎悪しており、独善的な「純粋な若者だけが自然と生きる楽園」を創造しようと目論む。
自分が忌み嫌う文明を復活させようとする千空を手にかけた時は「3700年前に出会えていたら友達になれていたのに」と心底悲しんでいたり、後述のコハクが「復活者の子孫(=『現代人』ではない)」事を看破すると「いつでも殺せる、いつでも統べられる」との認識のもとに倒木の下敷きにして足止めするに止めるなど、情けと理性を持つ一方、大人の石像は無条件で破壊して回り、意に沿わぬ者は躊躇なく殺すという二面性を持つ。千空曰く「善い奴で人殺し」。
結末 ※ネタバレ注意
千空との決戦では自身の過去を見抜いた千空が交渉に入り、それに絆されそうになった所で彼を裏切った氷月の奇襲で致命傷を負う。それでもその身体を圧して千空と共に氷月を打倒し、以後は千空の計らいで今後の治療を見越したコールドスリープ状態に置かれることになった。
能力など
根が生真面目であるためか、大樹などの天然キャラへの対応が苦手。
本作における「武力」チート。本作の全戦闘要員の中で最強といっていい実力を誇り、武器がない状態ですら十分すぎるほどの戦闘能力を持つ。
一応武器を装備した状態では氷月と互角とされているが、睡眠中ですら本人が迎撃を恐れて攻撃できなかったので実際は最強の戦闘員だと思われる。