「唆るぜ、これは!」
概説
プロフィール
誕生日 | 1月4日 |
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星座 | 山羊座 |
登場時 | 16歳 |
身長 | 171.4cm |
体重 | 61kg |
血液型 | AB型 |
石化前 | 広末高等学校、科学部部長の男子高校生 |
好きな物 | ラーメン |
嫌いな物 | 害がなくて食うに耐えうるなら嫌いな物はない |
声優 | 小林裕介/(幼少期)小松未可子 |
復活後のヒビ痕は左右対称に逆ハ字型におでこから眉毛を通って目元まで伸びているのが特徴。
千空の髪(千空ヘアー)
連載初期 | 水濡れ直後 | 緑系(アニメ版等) |
紫系(2巻表紙等) | 青系(3,8,12巻表紙等) | 石化前(小説版) |
箒のように逆立った長い髪が特徴。石化前は前髪を1束垂らしていたのが復活後は2束に増えている。
主人公補正なのか他のキャラクターが普通の髪色なのに銀髪をベースにカラーイラスト等でころころ毛先の色が変わる(各巻の単行本イラストを見比べても解る)。しかしアニメでは白髪をベースに毛先に向かって緑色になっていくので「ネギ」もしくは「白菜」と呼ばれている。尚、小説版では「大根」と表現されている。
2019年12月現時点では原作、アニメ共に髪の根本まで緑になっているカラーイラストの千空が登場している。
この髪は強烈な癖っ毛で逆立っており、水に濡れるとしなって降ろし髪になるがすぐに逆立つ。またアレコレ考えてばっかいると脳波が毛にビリビリ漏れて逆立つという説もある。
それはもう科学では説明出来ない領域なのだが…。
公式の質問コーナーで言及される前から読者の間で濡れて、拭かなくても勝手に逆立っていってるのを不思議がられていた。髪が逆立っているキャラクターはジャンプ他作品だけでも何人もいるが、科学を全面に押し出している主人公の髪が物理法則を無視しているとはどういう事なのだろうか?髪だけ超サイヤ人のようである。
本作品における科学では説明出来ない不思議の一つである。他に小川杠のカチューシャ、あさぎりゲンのヒビ痕、スイカのスイカの殻に全身を収納しての行動など、類似した謎の原理を持つキャラクターは他にも存在する。
人物
「唆る」「ソッコー」などが口癖で、修飾語に「100億」という言葉をよく使う。稀に「100億万」も存在する。
傲岸不遜な性格で、誰に対しても基本的に敬語を使わず、常に皮肉を交えて「ククク」と笑い不敵に構える。
如何なる時も斜に構え偽悪的な態度を崩さないが、科学への情熱と友情を何よりも大切にするクールに滾る熱血漢であり、100の命と1の友情を天秤にかけざるを得ない状況でも、その1を捨てきれない優しさを持っている。
絶望的状況でも決して諦めない、かなり強いメンタルの持ち主。その一方で年相応の面も持っており、司が致命傷を負って自身も絶体絶命の危機に瀕した際は、表面上は気丈に振る舞いながらも司の傷口を押さえる手は震えていた。
口が悪く、人を馬鹿にすることも多々あるが、人の努力は決して嗤わない。
可能性があるならどんな極小の光でも、その光に向かって全力を賭すことが出来る夢追い人。
筋金入りの科学マニアで、科学に関するあらゆる分野の知識をその頭脳に叩き込んでいる。
その上で頭の回転が速く高速暗算も得意で、原始時代に帰したに等しい石化後の世界で、近代文明の利器を限られた状況で手に入る物質をその膨大な知識で再現し、科学文明の復活を目指す。
科学への考えも真摯で、口には出さないが叡智を探求した先人たちへ深い敬意を払っている。
また非常に用意周到で、想定し得るあらゆる状況に対して対抗策を用意し、手詰まりを起こしても僅かな切っ掛けから望外の閃きを得るなど、武力チート・能力チートの多い少年漫画でも珍しい、突き抜けるほどの知識量チート。
鑑定眼も鋭く、相手の長所と短所を的確に見抜き、そこを含めて人材を登用する戦略的な思考力も高い。
現代まで積み重ねられてきた「科学」全般について異常とまで言える程の情報をインプットしており、文明再構築における圧倒的な汎用性を誇る。
知識のみではなく咄嗟の思考力にも優れており、絶体絶命のピンチをくぐり抜ける道を考え出したり、また他人の何気ない言葉から事態を解決する方法を思いついたりする能力に長け、おおよそ頭脳を使う場面においては万能型といえる。
人運や悪運も強く、個々人それぞれの長所を適材適所で活用する指揮的能力にも造詣が深い。
体力面においては、「ミジンコ」に例えられる程に身体能力を欠く。
旧文明人並みの運動はこなすが研究に没頭していたせいか持久力もなく、すぐバテる。さらには非力でせっかく自力で捕まえた敵の女性も逃がしてしまう程。周囲が原始回帰した環境に適応した新文明人や、大木大樹や獅子王司などの怪物クラスと比較なんてとてもできない。
また情熱家のあまりウッカリしている事も多々あり、司と取引するための火薬作りの時に材料に「鉄」が混ざっていることを忘れて想定外の爆発を起こし、爆音と共に結果的に早く司に自分たちの居場所を知らせてしまったり、自身が忘れている事を仲間のフォローによって思い出し窮地を脱したりすることもある。
加えて人運・悪運は恵まれているが、「勝負運」に関しては仲間にも言われる程見放されており、当初計画した作戦は失敗し、後に引けないギリギリの所で何とかゴリ押し切るというパターンが定番。
彼自身が打ち立てる数々の功績も、運に全く頼らない科学故の確定要素ばかりである。
その為アメリカ編では、始めから"負ける事を前提とした"計画の元行動していた程。
しかし千空最大の武器は超人的な精神力に尽きる。
いかなる異常事態でも決して「諦める」という選択肢をせず、まずは自身の科学的理論に基づいて思考を巡らせ、自らの夢と科学文明の復活のためなら、どんな困難であろうと果敢に挑戦し続ける。
漆の持つ成分の「ウルシオール」に超絶敏感で、漆に触れると顔の形が変わり大きさも変わるほどの漆かぶれになる。その顔は赤く腫れあがりアンパンマンのようだと称される。
『Dr.STONE_reboot:百夜』版
10歳で既に量子力学に触れており、7歳で2ヶ月間秒数を数えてても全くズレない科学的探究心と不屈の集中力の持ち主。こうしてみると一見、本編と差異が無いキャラクター性に思えるが、実は石化中の解明されていない健康状態を保つ力が働いて数え続けるのと、石化していない状態での数えつづける事は大きく状況が異なり脳疲労を伴い、実質不可能に近い。
つまりこの作品に登場する千空は本編よりも超人的な頭脳の持ち主である……といっても本編の千空も火薬を手に入れるために箱根に向かう際は他の作業を行いながらも日没からの時間を正確な秒数で数え、六分儀で方向を確かめようとした描写もある(二か月と数時間の違いがあるが)。
百夜が宇宙飛行士試験に合格した際に「広末大学」の百夜の研究室に連れていってもらい、造りかけの巨乳の裸の女性型ロボットを見せて貰い興奮する(科学的意味で)。がそれが模型だと知るとがっかりする一方でちゃんとしたロボットには喜んでいた。
能力
「人物」項目でも触れているが、身体能力はやや運動不足気味傾向ですぐバテるし、非力であるがその分幼い頃からの探究心からの科学的考察に大変優れており、膨大な知識量を持っている。
- 科学的探究心
千空の幼い頃からの行動原理で、例えば「月は何故ずっと自分について来るのか」についても常に理論的な理由を求めている。その一方で全くの根拠の無いファンタジーが嫌いという訳ではなく「ドラえもん」「機動戦士ガンダム」「ドラゴンクエスト」「モンスターハンター」などの作品も好んでいる。そして物作りの例えでその作品の用語も言ったりする。(例:バイキルト等)
- 驚異的な精神力
石化した直後から正確に秒数を数え続け、西暦5738年まで意識を保ったまま石化の解除を待ち続けるという途方もないやり方で自意識を保ち続けていた。石化の原理不明な健康状態維持の効果もあるが、他に不利な状況に於いてもパニックにならずに冷静になって科学的根拠を導き出すというストレス耐性も強い。
- 高速暗算
自分の得た知識の中の数式理論に基づき、即座に計算する。
- 空間認識能力
殆どの場合に於いて高速暗算と併用される。写真から立体的に計算したり、物質の落ちる速度などを立体的に計算する。
- 物作りと応用化
最終的にはクロムの天才な発想力と応用力に劣る部分もあるが、それでもクロムは千空の知識からヒントを得ている場合が多い。鉱石などから抗生物質のサルファ剤を自分の陣頭指揮のもとで作り上げたり、直接の物作りに関しては凡人程度であるものの設計図を作り任せたり、自分の知識を元に他者の手を借りて復元したり、新しい物を作り出している。
また奇抜な作戦にも応用している。
- 科学知識の説明能力
千空が力尽きるまでずっと他者に話続けられるし、難しい科学用語もスラスラと言える。ただし畑違いの知識の話には集中力が持たなかったりする(巫女の百物語)
- 作戦立案
相手の裏をかき、また過去の心理学的論拠から思いも寄らない作戦に出ることが多い。千空は科学王国の五知将の中の思考力担当で基本的にほとんどの作戦の指揮を取っている。
エピソード
世界石化前、親友の大樹と学校生活を送っていたが、突然の石化現象に襲われ、その後3,700年以上も石の中で時間を数えて自意識を保ち、偶然全身を覆う石が綻びたことから復活を果たす。
自らの復活が石化部分の腐食であると気付いた千空は、金属を腐食させるナイタール(通称「復活液」)の量産を最初の目標に設定した。
大樹が復活するように硝酸が当たる位置に大樹を移動させ、復活後は2人でナイタールの生産して科学による文明復活を目指す。ライオンの群れに遭遇した際にやむなく復活させた獅子王司に叛逆され、友人で大樹の片思い相手でもある小川杠を人質に取られる。司から科学技術の放棄を迫られるも最後まで拒否したことから首を折られて一度死亡。
しかし石化現象による「再生作用」に気付いていた千空は、大樹と杠に自らの首に残る石化跡を利用した復活方法を託し、司が自分を死んだと思い込んでいる隙を突き、二人の努力の末に何とか目論見通り蘇る。
その後、司の目指す「若者による力だけで統治された“司帝国”」建国に対抗して「科学王国」の建国を目指し、大樹と杠に司の監視を頼んで単独行動に出る。
そこでコハクと出会い、自分や司以外に「現代まで生き延びた人間の子孫」がいることを知り、彼女の暮らす集落で活動を開始。
千空に似た妖術(=科学)に情熱を注ぐ少年クロム、モノづくりの達人カセキ爺さん、ぼやぼや病(=近視)を患う少女スイカ、村の門番金狼・銀狼兄弟など、村の変わり者と呼ばれる人物と交流を持ち、彼らを通じて村の問題を解決することで、徐々に村での信用を勝ち得ていく。
その中で村長の娘でコハクの姉である村の巫女ルリが、原因不明の難病を抱えていることを知り、千空は琥珀の証言からその病気が肺炎であると仮定する。ルリを肺炎から救う合成抗菌剤「サルファ剤」を精製するためにアルコールが必要となり、酒を獲得すべく千空たちは村の闘技大会に参加して村長の座を狙う強豪マグマたちと対立する。
この難局も千空の科学パワーで乗り切り、最後には紆余曲折あって千空が優勝して次期村長の座を射止めてしまう。そして発作を起こしたルリの病状から、ルリの持病が肺炎であることを確信。サルファ剤を精製してルリを肺炎から救い、千空は村の貢献者としてようやく迎え入れられるのだった。
派生キャラクター
メカ千空
CV:小林裕介(アニメ版)
元々はコミックのオマケのQ&Aコーナーのキャラクターで「千空ヘアー」の名付け主。初期の段階で千空本人とは人格もなにもかも全く異なるキャラという事を明示している。
後に原作(Z=70~)にもアニメ(4話~)にもストーリー本筋に関わらない解説役としてひょっこり登場する。本編ストーリーに登場しても充電式ロボットなので役に立たず解体されて必要な部品を採られるのがオチかも知れないが。一応作中に登場したお陰で『第2回キャラクター人気投票』に初登場する。
原作・アニメ版と実写版では首から下が異なり、原作・アニメ版は全身メカらしくアニメではC字型の手が追加され、実写版は頭部はメカで白衣を身に纏っている。
後にイラストを転用してジャンプ公式youtubeチャンネルに登場して作中の実験をやってみたり、アニメ放映に先駆けて彼だけ実写化し、『TVアニメ「Dr.STONE」科学部』のシリーズがyoutubeで配信され、その際に色々設定が追加された。
検索力&耐久性チート(爆破にも耐えうる性能)の未完成型最強の科学ロボ。
本来は千空本人並の科学知識をインストールして起動するはずだったがPRのために急かされてセンプロ・コレエダーによって起動されたため、初期状態は無知であるが、千空と違い自分の知識から答えを出しているのではなく、コミックスのオマケの方は検索で答えを出しているので矛盾はしていない。
千空役の小林が部長となり、メカ千空に指令を出し任務を遂行するため様々実験をして知識を得ていく。
実写版は他にイベント等に登場し、児童向けムック『Dr.STONEの最強自由研究』の主人公として自由研究のアイディアを伝授する。
ちなみに実写版は原作者はノーチェックでyoutubeの企画などはこの作品の科学監修のくられ先生が主体となって行っている。(原作者には三次元のメカ千空と呼ばれている)
そしてアニメの各回の次回予告実験は全部メカ千空が担当している。尚、16話予告実験では『幾千年物語』の「千」と「干」を書き間違えて『幾"干"年物語』になっていた。
アニメ1期最終話では実験する機会が無いと思いきや「2期決定」予告でしっかり実験をしていた。
完成型メカ千空はどうなるのだろうか
メカ千空の身体能力が解る動画
17話WEB予告ナレーション(メカ千空とオマケに百夜担当)
ラボくん
宝島にて船員の大半が石化され、敵に占領されてしまったペルセウス号から科学ラボだけでも奪還するために即興でゲンによる設定で作り出された三文芝居用の千空のキャラクター。
飛び出したコハクが島の戦士の一人キリサメの襲撃に遭い「ラボだ!絶対にラボが欲しい!」と科学王国にしか通じない言葉を叫んで船内の生き残りを探り、キリサメを欺く為にゲンは千空を「ラボくん」と呼んだ。
ラボくんは近くに女の影があると問答無用で戦闘になる拘束力の強い恋人に熱愛されている設定でラボくんの恋人設定のコハクはラボくんに咄嗟に抱き着いてキスをした。キリサメは逢引きという盛大な勘違いをして赤面し身を引いたがラボくんとコハクの目は死んでいた。
人外千空
人外千空に公式名称は存在しないが広義でメカ千空も含めて他者のイメージや本人のイメージで人外に変身している千空の事である。
最初は石化の原因について考えたときに登場し、宇宙人の攻撃説から登場したキャラとかが千空を模していたことから、千空は人間じゃない説やネギ星人という呼称がファンの間で生まれる。アニメには登場していないが人づてに千空を聞いたガンエンは千空を火を噴く魔人のような想像をして震え上がっていた。
「SENKU'Sキッチン」という例のアレのパロディのタイトルイラスト風千空もこの分類に入り、水酸化ナトリウムを作った際に
『良い子は死体処理に使っちゃダメだぞ!』
ととんでもない事を言い、クロムに
「良い子は死体処理に困らねぇよ!」とつっこまれる。
基本的にゲスい事を提案したり考えているとイメージで身体が蛇(ラミア?)になったり悪魔のように角と翼と尻尾が生えたりする。
そしてアレの正体は・・・・???千空が対峙した者ののイメージは・・・・??
アホ千空
14巻から登場のメカ千空に続く単行本オマケキャラ。正式名称は『もし千空がアホだったら(14・15巻)』もしくは『もしも千空がアホだったら(16巻以降)』。
巻毎に一度登場し、該当話に関連した超絶アホの子っぷりを見せつけると共に、四次元ポケットでも持ってるのかと言わんばかりに突拍子もなく、科学的にその場に無いはずの物を取り出したりもする。
顔つきは呆けていて、少し鼻水を垂らしている。
余談
蛭魔か阿含か
同じ稲垣原作の作品である『アイシールド21』の超人的な知能を持つ蛭魔妖一や金剛阿含とは何かと比べられることが多く、稲垣自身もそのことについて言及している。
周囲が焦っている時にさりげなく解決策を用意していたり、薄気味悪く笑いながら周りがドン引きするレベルのとんでもなく悪い顔で企みをするように、蛭魔的な演出も多い。ゲンの書籍に書かれていたような質問に対する返答の内容や、円周率に対する知識と関心の度合いなど、幾つか共通する部分が見られる。
ただし作者曰く「(もし実写ドラマや映画であれば)千空と阿含は演じている役者が一緒」とのことで、どちらかと言えば阿含を意識したキャラクターだと答えている。
両者とも“傲岸不遜な自信家”ではあっても“自身の才能と実力を絶対視し、他者をほとんど信用しない阿含”と“自身の得手不得手を自覚して仲間に頼ることを当然のことと考える千空”とではかなり対照的と言える。
ハッタリすら武器にする蛭魔と違い、千空は実力(科学力)を見せつけて相手をねじ伏せたり、認めさせる場面が多く、戦い方としては阿含に近い。
上記の演出と絡めて言えば「阿含を演じた役者が今回は蛭魔風主人公としての演技を求められて演じている」といったところだろうか。
関連イラスト
関連タグ
関連キャラクター
本作品関連・同一原作のキャラクター
- モズ
- 本作品のもう一人の阿含と思われる人物で、努力をしない天才という部分を踏襲している。千空同様に"傲岸不遜な自信家"で邪悪で非情な雰囲気を醸し出しつつも、妙に素直であり一時的に協力し千空と握手を交わす。しかしその一方で他者をほとんど信用していないようにも見える。本質は善か悪か?
- レイ
- Dr.STONE_reboot:百夜のオリジナルキャラで自分が一人ぼっちになった時に石神一族と名乗り、千空のように地道なロードマップで宇宙クラフトを繰り広げる。ある種百夜のもう一人の子で千空の弟のような妹のような存在。
- 風太郎
- Boichiがキャラデザとビジュアルに参加したNinja Illusion LIVEのキャラ。見た目が赤毛の千空という感じで、髪が逆立っており千空とは対照的で左側に前髪を下ろしている。彼は顔に傷痕があり、両目に左右対称に額から目を通って目の下まである。それが千空の左右対称のヒビ痕と似ているが、彼は千空と違って身体能力が高い。
その他の関連キャラクター
- 太公望
- 藤崎竜版『封神演義』の主人公。「頭脳派」「武力の弱い主人公」「斜に構えているが人情派」と、何気に共通項が多い。
- 良くも悪くもとても純朴で力自慢な好青年と仲が良かったり、ヨゴレで物騒だが非常に有能なブレインと途中まで敵対した後、仲間になる等、人間関係でも幾つか共通している。
- センクウ
- 卍丸
- 上記のセンクウ同様、男塾死天王の一人。千空だって『伊達や酔狂でこんな頭してるんじゃねえんだ!!』
- カーズ
- ジョジョの奇妙な冒険の第二部、『戦闘潮流』のラスボス。こちらも千空達と同じく石化(正確には鉱物の生物との中間の生命体)となったが千空と違い「どうやっても絶対に助かる道」がなかったので考えるのをやめた
- 天津垓
- 仮面ライダーゼロワンのキャラクター。千空の100億パーセントとまでは行かないが1000%が口癖のキャラクター。千=1000と傲岸不遜な自信家繋がり。また目指すところは全く違うが目的のために、自分自身の命すら危険に晒すところも共通している。
- ナツキ・スバル
ネタバレ・・・?
ホワイマンは最初に通信してきた時はモールス信号で「why」を繰り返してきた。
しかし再度通信してきた時は石化装置の事を知ってるかのように起動コマンドを発する。「12800000m、1second」と。
12800000mは千空曰く地球の直径である。それよりも驚くべき事に羽京がその声を聞き、分析したところ千空の声で発せられた声だった。さらに分析したところボーカロイド等の合成音声の声だという。それ以上の事は今の時点では不明であるが電波は月から発生していると千空は分析した。
最初は石化で再び人類を石化を狙う様にも見えたが、千空たちが手に入れた石化装置はイバラが乱用しまくったためエネルギー切れ寸前で、そこまでのエネルギーは残ってない様である。それを知ってるのか知らないのか・・・
しかしながらZ=138,139の千空に似た凶悪そうな存在のイメージイラストと、何故かタイミング良く通信してきた部分を考慮すると千空たちを監視する手段を持った科学技術を有する存在を暗示しているようである。
だが千空の関係者なのか否かは未だなお不明である。
なお先述の「Z=138,139の千空に似た凶悪そうな存在のイメージイラスト」などにより、二次創作において黒千空というキャラクターが誕生した。Z=139のセンターカラーも影響していると思われる。