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概要

本名は「朴武直(パク・ムジク)」박무직。

1973年1月29日生まれ、大韓民国ソウル特別市出身。

自画像のイラストはロボット。(TOPイラスト中央上)なお、韓国で発表した作品では頭に星が付いた2頭身の男性を描いている。

2020年より作画動画メインyoutubeチャンネル『Boichi be TOON』を開設。(2024年時点で閉鎖)

1993年韓国で月刊少女雑誌「ミール」に掲載された『アンニョン、キャプテン!』でデビュー。漫画に活かすため大学では物理学を専攻※、演出技術を学ぶため映画専攻の大学院へ進学。その後2004年に日本の漫画界でデビューした。既婚者。妻はマネージャーも担当している。

2006年にサンケンロックの連載がヤングキングにて開始され10年ほど連載されて話題を集めた。

2016年から週刊ヤングマガジンにてORIGINを連載開始。

2017年から2022年まで稲垣理一郎とコンタクトをとって週刊少年ジャンプにてDr.STONEを連載。またその繋がりで2019年に短期集中で彼の単独解釈の「Dr.STONE_reboot:百夜

」を連載(ただし科学監修は原作とは異なる人物がついている)

2020年にライブショー「Ninja Illusion LIVE」にキャラクターデザイン兼メインビジュアル作画として参加。7月2日から9月26日まで東京・浅草九劇にて上映予定されたがコロナの影響で延期。2021年7月3日 ‐ 8月21日まで無事上演終了。

2020年9月16日E『ONEPIECE magazine』で連載されていた、ポートガス・D・エースを主人公とした外伝小説『novel A』のコミカライズ版を同誌 Vol.10より連載。(ネーム構成:石山諒 )⇒試し読み

現在は原作尹仁完担当の新作漫画、『スーパーストリング -異世界見聞録-』を連載中。

2019年に『Dr.STONE』で第64回小学館漫画賞少年向け部門を、『ORIGIN』で第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。

※この一見「才能の無駄遣い」に見える経歴は、高校生の頃海賊版で買った士郎正宗作品(アップルシード攻殻機動隊)に触発され、高度なSF作品を描くのに必要な知識を身につけるためだったと、本人が「攻殻機動隊」のトリビュートコミックに書いている。

経歴・作風

SF、アクションのイメージが強いがコメディー、ぶっ飛んだギャグ、ラブロマンス、社会問題など幅広いジャンルを描き、作品によっては展開を丸投げすることもしばしば。シリアス作品でもコメディー描写を挟んでいる作品が大半である。

日本発売での教本(講座)は「カッコイイ男キャラクター漫画教室」のみだが、韓国にいた頃は漫画の描き方やphotoshopを使用したイラストの描き方などの本を複数出している。また、科学分野や映画評論の漫画や子供向けグルメ漫画も描いている。

概要欄にも物理専攻に触れているが基本的に描きたいものは自分で体験してみたいという欲求を持ち合わせており、実体験が形を変えて作品に活かされるという事もよくある。

僕が知ってる韓国人の漫画家がいる あいつは韓国漫画のために戦った そしてすべてを失った

仕事も人気もなく 受け入れてくれる所もなく 彼が愛していた漫画の形は崩壊した

その時に こう思ったそうだ 人生は思ったより長い すべて終わったようだけど 実は人生って続くんだ

人は結構長生きする それで大学院にいって勉強し始め・・・日本の雑誌の持ち込みもした

その漫画家は今 それなりに生きている それなりに生きているんだ

(サンケンロック Level.146より)』

上記は作中ジャーナリストの上司のセリフであるがこれはBoichiの事かも知れないし違うかも知れない。

日本に移住してから10年以上経過しているが彼は日本語は得意ではなく、トークショーなどの出演の際には韓国語で話し通訳してもらう。これには彼の持論が関係しており『日本で漫画の仕事をするには日本語を勉強するよりも技術を身につけた方がいい。そして優秀な通訳のスタッフを雇うといい』としている。しかしながら現在の彼の事務所には日本人アシスタントもおり、全く解らないという訳ではない。

あと絶対出てくる訳では無いがう●この作品への取り入れ方にも一念のこだわりを見せ、単行本のおまけ漫画にも登場する。

萩原一至池上遼一桂正和士郎正宗猿渡哲也を彷彿とさせる作風である。

女性のが大好きで日本で発表した漫画では自画像として使用しているロボットっぽいキャラの胸の逆ハートは女性の尻を現している。だが頭身が低い作風になるほど体型が極端(細いウエストにデカい尻)になるので好き嫌いが分かれる。

しかしながら男性主人公の作品が多数を占めており、キャラクター造形の引き出しも男性キャラクターの方が幅広いと評価されている。

韓国の徴兵制に伴い、兵役に服した事があり実際に銃を持ち射撃もしたことがあるそうだが、その頃の事はほぼ覚えておらずガンアクションが登場する作品には活かされていない。

対人の構図を実際の身近な人物にモデルをやって貰い、写真を撮ってトレス模写に用いる事がある。

また現実に起こらない現象を描写することについては実際にアイディア工作をして写真撮影をして合成して作り出してもいる。

SFのアンドロイドの造形の例としてメトロポリス(一部でVIP先生で有名な作品)他、ターミネーターを挙げている。

「究極宇宙味帝シーザー」は恐らく彼の作品の中で一番の物理学等の無駄遣いとされているが、めちゃくちゃな中にも説得力を感じさせるストーリーである。2010年ごろに「スペースシェフシーザー」と改題して表紙も新たに描き下ろして発売された。

「サンケンロック」は10年以上連載が続いた他、外伝などその後のBoichiのオリジナル作品の世界観に関与していく事となる。またヨーロッパでは画集も発売された。

自身はキリスト教信者と断言した訳では無いがカトリック系の学校に通学していたこともあり、その縁もあって矢島正雄が原作担当のキリスト教を題材にしたSF「ラキア」を執筆する。「ラキア」はカトリックと少数派グノーシスの闘いを主人公を通して描いている。

「H・E The HUNT for ENERGY」では日本に移住してから起こった東日本大震災をきっかけにエネルギー問題を考えている。

「Wallman-ウォールマン」はワイヤーアクションと殺し屋を題材にした作品で実際にワイヤー体験をしてから執筆している。その時に「俳優として声がかかったらどうしよう」と考えたそうだが、声がかかるどころか才能があるわけでも無かった。

また自身のオリジナル作品は掲載誌が違えど世界観を繋げて描いており、「サンケンロック」、「H・E The HUNT for ENERGY」、「Wallman-ウォールマン」、「ORIGIN」は時系列が繋がっている。

自身の初となる少年漫画連載のDr.STONEは他作品と異なりキャラ頭身を低めに描いており(しかも段々と縮んでいってる)、ギャグの顔芸ONEPIECEコロコロ絶体絶命でんぢゃらすじーさんを彷彿させると言われている。この作品ではコハクを描くのが大好きである。

しかし大袈裟なギャグを取り入れた作品は「Dr.STONE」が初ではなく、この作品をはるかに超えたぶっ飛んだギャグ作品も存在する。

Dr.STONEがアニメ化されたとき、演出等に感銘を受けている。

そして個人解釈で挑んだ「Dr.STONE_reboot:百夜」においては色んな意味で賛否両論を巻き起こしている。

一方で普段通りの劇画調の「ORIGIN」も最初の頃に同時連載しており、筆の速さで読者を驚かせていた。

2020年に漫画作画用の事務所が狭くなったのでDVDを200枚処分している。そしてデジタル作画に関しては無名な時代からでもいち早く取り入れていたが電子書籍はこの年に初めて買ったそうである。400作品買ったと語っている。

事件

過去にアシスタントの間でトラブルを起こしている疑惑がある。(2015年にニュースサイトで報じられる)

【引用】パク・ムジク氏(日本のペンネームはBoichi)と、アシスタントたちの間で起きたトラブル。

パク氏のアシスタントたちは、パク氏が約束していた条件や扱いを一方的に撤回し、安い賃金と怒号のなかで仕事していたとネット上で告発した。パク氏は「アシスタントの技能が足りなかった」と反論を試みたものの、最終的には謝罪。韓国を代表する漫画家のスキャンダルだけに、世間を大きく落胆させた。

この時期、既にマネージャーである妻と結婚して数年経っているのでアシスタントへの不当な扱いも夫婦で黙認していた事になる。

引用元サイト

公式動画

Wallman‐ウォールマン‐PV

ナミ役 CV:沢城みゆき

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