概要
魔王であるサータニアの部下。側近勢の中では優秀なブレインにあたる。食いしん坊。
魔力量は悪魔では少ないほうらしい。分離能力を持つ。
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※以下、3、4章間の幕間のネタバレを含みます
出自
実は純粋な悪魔ではなく、大悪魔ベルゼブブと人間の女性ヴェロニカの間に生まれた悪魔と人のハーフである。
裕福な家に育ちながら父親の死亡により家が貧しくなり農家に売られた盲目の女性ヴェロニカは、日々祈りを捧げる中で自らの元へ食料を運び届けるベルゼブブと出会う。
ヴェロニカは彼の優しさに惹かれていき、またベルゼブブも自らを恐れないヴェロニカに心を許していった。
やがて人間界に留まれなくなったベルゼブブは還っていくが、その後ヴェロニカは彼との子を身籠もる。
この子供こそがベル、後のヴェールである。
貧しい暮らしの中で母ヴェロニカを支えながら強かに生きていたベルだったが、ある日悪魔に唆された村人達によって母が捕まり、その後事故により母が亡くなってしまう。
その後現れたベルゼブブによって追い詰められた悪魔によってベルも致命傷を負うが、すんでのところで悪魔として転生。分離能力により難を逃れる。
しかし魔気の少ない人間界では悪魔化した身体を再生できず、このままでは死んでしまう…
ここで天界より現れたケレースとベルゼブブにより分身を修復、母の魂を媒介に蘇生したのがヴェールである。
名は「ヴェロニカ」と「ベル」、2人の名前を組み合わせてベルゼブブが名付けた。