概要
日本の映像会社松崎プロが鉄腕アトムに次いで製作した鉄人28号のテレビドラマ版。1960年2月1日から4月25日までに全13話が日本テレビで放送された。
原作の大分最初のあたりを映像化している。
非常に低予算で作られたためアトムと比べるとはっきり言ってチープであり、人気が出ないまま全13話で終了。最終回も敵基地から脱出した金田正太郎が謎の戦闘機の爆撃に会って終了という典型的な打ち切りエンドだった。
登場ロボット
- 鉄人28号
乗鞍岳の研究所で覆面の男によって製作されたロボット兵器。打ち切り終了の影響で最後まで悪役のままだった。足音がやけに軽い。
2mほどのスーツで表現されており、原作に近いスーツとドラム缶のような寸胴体系の二種類がある。目や胸から謎の光を放つ。
回想に登場。第二次大戦中に旧日本軍の耐久実験で破壊された。
- X
原型はS国製のロボット。
各話リスト
このうち4話と12話はフィルム紛失のため欠番。
話数 | サブタイトル |
---|---|
1 | 恐怖の一夜 |
2 | 法師が丘の対決 |
3 | 深山の雷鳴 |
4 | 岸壁への追跡 |
5 | 怪潜水艦 |
6 | 海辺の争闘 |
7 | 怪ロボットX出現 |
8 | クロロホルム探偵登場 |
9 | QX団本部の急襲 |
10 | トラックを追え |
11 | 新たなる強敵 |
12 | 仮面の怪人 |
13 | 鉄人空を飛ぶ |