横山光輝のロボット漫画『鉄人28号』の冒頭に登場するロボット。
旧日本軍が進めていた鉄人計画の26号機。劇中では同型の22号や23号も登場している。
サイズはかなり小さく人間と大差ない大きさで、バケツをひっくり返したような円筒型をしている。目の部分から熱線を照射できる。ただ、その目の部分が弱点でもあり、銃弾を一発撃ち込まれるとすぐに機能停止してしまう。
謎の男によって鉄人28号を製作するための資金を調達する強盗用ロボットとして使われ、鉄人の開発者である敷島博士の家に押し入った。先に家に侵入していたギャングの村雨一家と鉢合わせになったが、ロボットならではの怪力で容易く撃退して金を奪っていった。この際、敷島博士の父親が巻き添えとなり命を落としている。
この事件が金田正太郎と鉄人28号の長き物語の幕開けとなった。
鉄人28号FXでは鉄人26号ジャンボが登場。
なお、1960年に放送された、実写ドラマ版「鉄人28号」に登場した鉄人26号は、円錐形の頭部を有している。その外観は、1959年に放送された実写ドラマ版「少年ジェット」に登場した怪ロボットに酷似しており、流用したものという説がある。