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ブラック博士

ぶらっくはかせ

漫画『鉄人28号』のキャラクター。または、アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』の開発者の一人。
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曖昧さ回避編集


  1. 鉄人28号』のキャラクター。
  2. アーケードゲーム甲虫王者ムシキング』の開発者の一人。

ブラック博士(鉄人28号)編集

原作版編集

「ブラック博士の巻」に登場。赤死館と呼ばれる洋館に棲む医師

先祖代々、肉体が崩れておぞましい容姿になっていく奇病に悩まされている為、全身を黒い服と覆面で覆っている。頭頂部には二本角のような突起があるが、覆面の下にそのようなものは無いので何の突起なのかは不明。


同じ病気になった息子・ケニーの脳を世良という青年の身体に移植しようと企んだが、世良が脱走したうえに彼を連れ戻す為に雇ったギャングたちとトラブルを起こし、偶然事件に巻き込まれた金田正太郎や警官隊、ギャングと三つ巴の銃撃戦を繰り広げる。

最期は銃撃で手を負傷して手術が出来なくなった為、自分たち一族の醜い姿が明るみに出る事を怖れて赤死館に火を放ち、ケニーと共に焼死した。


世良を利用(殺害)しようと目論んだり、自分の顔を見たギャングを理不尽に殺害した一方、その目的は息子を救う為という切実なものであり、火災に巻き込まれた正太郎に逃げるよう促すなど、単なる悪人とは言い難い人物だった。


2004年アニメ版編集

第12話「ブラック博士の憂鬱」に登場。担当声優は家弓家正

本作では旧日本軍の従軍医師として働いていた過去を持ち、患っている病も南方戦線で感染した未知の熱病という設定に変更された。施設も物資もない戦地で戦友たちを安楽死させていったトラウマに苦しめられている

本作でも目的は息子の病を治療する事だが、症例を集める為の人体実験として山村に熱病をばら撒き、村民たちを実験台として利用するという原作以上の非道にも及んでいる。


最終的に村民の一人・世良の体内から熱病の克服に繋がる抗体が発見されたが、些細な事故から赤死館が火事を起こしてしまう。更に彼が救おうとしていた息子(坊や)は既に死んでミイラ化しており、彼がその現実から目を背け続けていたという事実も明らかになる。


改心した彼は自らの罪を清算するために正太郎の助けを拒否。抗体で村民たちを救うよう言い遺し、焼け落ちる赤死館と運命を共にした。その際、正太郎と鉄人も自らと同じく「戦争が遺した罪」を背負っている事を看破している。


余談編集

原作・アニメ版共にゴシックホラーのような雰囲気のエピソードであり、ブラック博士が怪ロボットなどを操る事もなかった為、鉄人は殆ど活躍していない。また、細かいようだが原作版は「はくし」、アニメ版は「はかせ」である。


2004年版の監督を務めた今川泰宏のアニメ『ジャイアントロボ 地球が静止する日』にも「ブラック博士」という人物が設定上存在するが、こちらはビッグファイア博士のような容姿で鉄人28号のブラック博士とは別物と思われる。


関連タグ編集

医師  博士



ブラック博士(甲虫王者ムシキング)編集

ネブ博士の自称ライバル。名前の通り、真っ黒なローブを常に身にまとっている。

ネブ博士に勝つために色々な悪戯や策略を仕掛けてくるが悪人というわけではなく、簡単に言うと「ムシキングが大好きな困ったおじさん」という人。

強さ200の大型甲虫が好きで、特にアクティオンゾウカブトがお気に入り。(ただし『ムシキング ほんとのキングは ヘルクレス』というセリフから、最も強いと考えるムシはヘルクレスの模様)

必殺技でガンガン攻めるのが大好きで、いつもMAXカスタマイズで挑んでくる。しかしとくしゅわざを使うのは苦手で腕前はネブ博士に大きく劣っており、まともな勝負では勝ったためしが無い。

しかしアダーよろしくムシに強化改造を施したり、公式大会の会場をハッキングしてスタジアムのテクスチャを変えてしまったり、果てはネブ博士を洗脳して支配下に置いたりするなど、ムシバトル以外における技術には目を見張るものがある。


GBAゲームでは出番が多く、ムシキングへの真摯な姿勢から黒いおじさんのファンになった人もいるのではないだろうか。

ただし続編ではワルキング団と共にネブ博士を誘拐したり、ある少女を洗脳マシンへと改造するも、制御しきれずに見捨てて逃げ出すといった悪事を働いた挙句これらの悪事に対して一切の謝罪することなく、ワルキング団から逃げ出して主人公側に寝返るという暴挙に出ている。


アーケード版及びそれを収録したスーパーコレクションでも対決可能。やはり大型ムシばかり使い、必殺技を中心に攻めてくる。様々なハッタリを使ってくることもあるが、あからさま過ぎて却って大きなヒントになっているので勝つのは容易。

評価基準は「ムシの攻撃力」。バトルの結果にかかわらず、大型ムシを使えば高評価、小型ムシを使えば低評価になる。

ちなみに最高評価で出現するスペシャルステージでは思考パターンがかなり強化されており、ハッタリも十分に機能している。


正体はセガ ファミリーエンタテインメント研究開発部・ムシキングチームのプロデューサー植村比呂志氏で、彼こそがムシキングの真の生みの親である。

なお、一時はブラック博士名義でYouTuberとしてチャンネルを開設、活動をしていたのだが、現在は公式側の圧力によってアカウントごと凍結されてしまっている。


関連タグ編集

甲虫王者ムシキング 甲虫王者ムシキングの登場人物一覧 アクティオンゾウカブト ネブ博士

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