概要
アーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』に登場するキャラクターの一覧である。
アニメ『森の民の伝説』やゲームから派生した漫画『森の救世主』と『ザックの冒険編』、続編の『新甲虫王者ムシキング』のキャラクターはここでは含まない。
ゲーム本編
ポポ
CV:進藤尚美
ある日住んでいた森がアダーの改造甲虫に襲撃され、アダーの野望を阻止すべく彼の仲間のムシ(プレイヤーがスキャンしたムシ)と共に戦う。
2006ファースト(アダーの計画編)以降、アニメとほぼ同じ姿に成長した。
ムシキング
CV:堀井真吾
森の王者のカブトムシで、ポポの親友。同種の他のカブトムシ(ヤマトカブトムシ)と比べ一回り大きい体格と赤みがかった体色が特徴。
森で一番強いためポポから「ムシキング」と呼ばれているが、彼はその名を謙遜している。
しかし「アダー登場編」終盤では森を守るという自覚が芽生えた為か、自ら「ムシキング」と名乗っている。必殺技は「(スーパー)キングトルネードスロー」。
アダー
CV:佐藤正治
黒い外套に身を包んだ老齢の男性の姿をした妖精で、本作の黒幕。ある理由で森を追放されたことを恨み、森を支配しようと自ら改造した赤い目の外国甲虫を操り攻撃を仕掛けてくる。
多くの改造甲虫は成虫をチューブに繋いで改造したり「ムシぶえ」の放つ特殊な音波で操っているが、特に強力な戦力として用意するムシは蛹の頃から改造を重ねるなど戦うための道具として扱うことに躊躇が無く、野望を砕かれた際に最後のあがきとして森に火を放つなど目的のためならなりふり構わぬ態度を見せるが、これらの態度には人間達への憎悪が絡んでいる模様。
アダー登場編のラストでムシキングの突撃を受け共に地を這う炎に飲まれた際に負傷したのか、復活の森編以降は左目の上を縦に一条の傷が走っている。
ムシキング研究所
ネブ博士
ムシキング研究所の所長で、別名「小型甲虫のエキスパート」。
トマトが死ぬほど苦手(その割にはナポリタンとかは大丈夫らしい)。好きな甲虫はグラントシロカブト。
元はムシキングチームのディレクター・根布谷朋範氏。
ムシキング・ジョニー
ネブ博士の親友。全国を旅しながら、各地でムシキング大会を応援している、さすらいのムシバトラー。面倒見の良い、よき兄貴分。
「甲虫王者ムシキング 〜グレイテストチャンピオンへの道2〜」(以下、GC2)でネブ博士がピンチの際には必ず現れるらしい。中型甲虫が好きで、特に好きなのはネプチューンオオカブト。
元はムシキングチームのリサーチ・西山太郎氏で、ムシキングチームにスカウトされるまではゲームセンターの店長だった。「グレイテストチャンピオンへの道(GC)」においても、それをモデルに「ニシヤマ店長」として登場している。
ブラック博士
ネブ博士のライバル。ネブ博士を倒そうとするがいつも返り討ちに遭う。
その一方、「GC2」ではワルキング団の陰謀に押され、ネブ博士を誘拐した。
ネブ博士とは対照的に大型甲虫が好物で、特に好きな甲虫はアクティオンゾウカブト。また、基本的にはMAXカスタマイズで戦うため、とくしゅわざは滅多に使わない。
元はムシキングの真の生みの親、植村比呂志氏。「グレイテストチャンピオンへの道」や誕生秘話のコミカライズでその事を知った者が多かったらしい。
ムシキング・テリー
ムシキング研究所とプロレスリングノアのコラボにより生まれたプロレスラー。
ゲームに登場するムシのわざをモチーフにした攻撃技を得意とし、ミストクラッシュ、アクシズスピン、ストライクバックの3つの得意技を持つ。
好きな虫はキプルツヤクワガタとプラティオドンネブトクワガタ。
ジャッジマスター
ムシキング大会を盛り上げるレフリーで、実況にはいつも欠かせない存在。フクチー(元はリサーチ担当の福間創)とディグの2人がいる。
ちなみにフクチーはアルキデスオオヒラタクワガタが、ディグはコーカサスオオカブトがお気に入りである。
ムシ王
カブトムシをモチーフとしたロボット。お調子者だがどこか憎めない。好きな甲虫はカブトムシ。
クワ王
ノコギリクワガタをモチーフとしたロボット。ムシ王と比べるとしっかり者。好きな甲虫はオオクワガタ。
ハニー
ミツバチの女の子をモチーフとしたロボット。好きな甲虫はヒメカブト。