概要
リトル・ビーバーズは、アズールレーンに登場する「チャールズ・オースバーン」「サッチャー」「スペンス」「オーリック」「フート」の駆逐艦5名から構成されるチームの総称である。
セーラー服を基調にした服や帽子、ビーバーズのロゴをあしらった各種艤装などはそれにまつわる共通のものであり、チームとして同じ服装をしているが、サッチャーはニーソックス、オーリックはニーソックスと左手に白の手袋、チャールズ・オースバーンはドロワーズ、スペンスは黒タイツと多少違った物を穿いていたり、帽子についている羽は基本1枚であるがサッチャーのみ2枚であり、しかも帽子に付いてるのではなく髪留めとして使っているなど微妙に統一感が無い部分も散見される。また、装備している艤装もキャラクターによってデザインが違っている。
アズールレーンの設定上彼女たちも例に漏れず、実在した艦船を元にしたキャラクターとして描かれており、オリジナル元は今もなお活動を続けているアメリカ海軍第23駆逐隊のニックネーム「リトル・ビーバーズ」から来ている。上記の5人はいずれもリトル・ビーバーズの初期メンバーであり、ソロモン諸島の戦線で主に活躍した実績がある。
1943年5月にボストンのチャールズタウン海軍工廠で初めて編成された初期メンバー8隻のうちの5隻で、それ以外のメンバーには「クラクストン」「ダイソン」「コンバース」がいるが、いずれもアズールレーンには実装されていない。
主要メンバー
それぞれの詳細情報は各キャラクターの個人ページを要参照。
名前 | 簡単な解説 | |
---|---|---|
チャールズ・オースバーン | リトル・ビーバーズのリーダー。己の正義を掲げ戦う艦船 | |
サッチャー | いたずら気質な艦船。メンバー内では比較的姉側の位置付け | |
スペンス | 泣き虫で臆病な艦船。健気で優しい性格の持ち主 | |
オーリック | 活発で明るい艦船。メンバーのムードメーカー的存在 | |
フート | 無口で恥ずかしがり屋な艦船。気配り上手な一面も |
ゲームでの立ち位置
全員が建造システムにて恒常実装されていたり、特定の海域において一定確率でドロップ出来たりと、比較的入手難度は低く、特にレアリティがノーマルの3人は遭遇率も高いことからSSRなどの主戦力になりうるキャラクターをドロップし、育成しているまでの間の繋ぎの戦力として活躍する。
そのレアリティの所為で燃料の消費効率もとても良く、フレッチャーの持つバブの効果も全員が受けることが出来るため、「フレッチャー艦隊」というアズレン界隈ではお馴染みの周回パーティーとして運用が見込める。
また図鑑報酬という指定のメンバーのレアリティ数に応じてアイテムなどを入手出来るシステムにも抜擢されており、その報酬として入手可能な「ビーバーズエムブレム」はパーティーの走力を格段に向上させるゲーム唯一の設備であり、攻略にも非常に重宝される。
その一方で、メンバーそれぞれが全体的に能力が控えめな所があり、ストーリーの攻略等は不向きとされている。
最初期から実装されているもののボイス以外はというと、改造やスキンなどは特になく、展開も乏しいが、まだこれからの伸び代に期待が出来るという点に関しては、今後も期待をしていきたいところではある。
それぞれの関係性
リトル・ビーバーズはサービス開始当初からいる、いわゆる最初期艦の駆逐艦チームであるが、広義ではフレッチャー級駆逐艦の分類に入るため、メンバーは全員フレッチャーの妹である。
全員が見た目相応の無邪気さを兼ね備えつつも、五者五様ともとれる性格や個性をも持ち合わせており、一様とは一口に言えないキャラクター性をそれぞれが発揮している。個人単位では非常に方向性がバラバラにも見えるが、オーリックの発言からメンバー間の関係は良好ととれる。
設定もさることながら、共通の衣装や、グッズ等のイラスト、幕間の会話など、登場する人数などにはバラつきはあれど、ビーバーズは集団行動を常にしており、キャラ単体よりもビーバーズ単位で描かれることが多い。アニメでもしばしば背景等でビーバーズが登場し、その様子が確認出来る。