グルメ界
ぐるめかい
概要
『トリコ』作中における地球上の70%の領域を占める食材の聖域で、未知なる美味な食材が眠ると言われている。ただし強力な力を持つ生物が多数生息し、その猛獣達や冒険者の命を奪う天候が起こるなど、まさにどうあがいても絶望を絵に描いた禁断の地でもある。かつてアカシアがGODを含む多くの食材を発見し、「グルメ界」という名前も彼が名称した。特殊な磁気などの影響で人工衛星などからの撮影も不可能。危険地帯ではあるがトリコを代表とする四天王たちなどある程度の実力者たちならば長期滞在することも可能で、また各所に文明やその名残が点在している。
入界ルート
グルメ界に入るには陸・海・空の三つのルートがあるのだが、海は強力な毒に染まる毒潮があり、空は無数の巨大な竜巻がバリケードの如く遮っている為、必然的に陸のルートを選ぶことになる。
IGOが管理する「第18関所」の近くにある断崖。グルメ界のルートとしては入界しやすいとされているルートだがそれでも生還及び帰還するのは困難。
人間界とグルメ界が陸続きで繋がっている道。崖や海がないためこのルートも入界が容易に見えるが、追い出されたグルメ界の猛獣が数百単位で出没する。愚衛門が猛獣の侵入を阻止している。
陸の入界ルートのなかで最も危険度が高いとされている。グルメ界からの猛獣も出没するが、その猛獣をも突き刺す棘波などが襲い掛かる。
グルメ界の地名一覧
エリアは8~1までが存在し、それぞれにアカシアのフルコースが眠っているが最強の猛獣の王、八王が君臨している。
- エリア8
馬王ヘラクレスが様々な危険な雨を降らせる「雨の大陸」。
- エリア7
猿王バンビーナを筆頭に様々な猿が住んでいる「山の大陸」。
ここの猿達は猿舞という技術の腕前でランク付けされている
- エリア6
鯨王ムーンが全てを飲み込む「海の大陸」。
文明ブルーグリルは食霊のお陰で発展した
- エリア5
鹿王スカイディアが闊歩する大陸。
鹿王の角の森は捕獲レベル4000クラスの猛獣が生息する危険地帯
- エリア4
蛇王マザースネークが目を合わせた猛獣を食らう大陸。
その規模はグルメ界一広く、美しいという
- エリア3
烏王エンペラークロウが制空権を握る大陸。
落ちれば即死の毒の雲海に覆われており、足場が限られている
- エリア2
狼王ギネスが支配する諸島で、エリア1を囲うように様々な環境の島が点在。
- エリア1
竜王デロウスが支配する円形の島で、全ての大陸の始まりの島らしい。
この島からセンターを始めとする食材が生まれる地球の中心核に入れる。
エリア | 名称 | 備考 |
---|---|---|
エリア8 | 妖食界 | 七つの文明の一つで、ブランチを始めとする妖怪のような姿の人々が住んでいる。 |
馬王の丘 | 馬王ヘラクレスの巣。他にも巨大な馬たちが生息している。 | |
のろま雨の丘 | 大きな雨粒がゆっくりと滴り落ちる丘。エアの実る巨木がある | |
エリア7 | 文明の遺跡 | 七つの文明の一つで、人類と猿、レッドニトロが共生していた遺跡。 |
産声の樹 | グルメ百景の一つに数えられている超巨大な樹。無数のペアが飾られている | |
0山脈 | 酸素が無く、呼吸のできない山脈。切り抜けるにはエアが必要 | |
100Gマウンテン | ヘビーホール以上の重力が働く黒い山。山頂では猿王と戦うモンフェスが行われる | |
エリア6 | ブラックトライアングル | エリア6の海域を占める黒い海。 |
ブルーグリル | 七つの文明の一つで、ジャイアントシェルの中に築かれている。腕利きの料理人が集う | |
魂の世界 | 死者の魂や食霊が漂う宇宙空間のような場所。閻魔大王イカが管理している | |
エリア5 | 食域の森 | 鹿王スカイディアの角に広がる森。捕獲レベル4000クラスの猛獣が住む |
エリア4 | 老いの洞穴 | 通常の20万倍のスピードで年をとる洞窟。しかし抜け道があるらしい |
グルメの園 | 美しい花畑で、世界中の甘味を吸い取りアースを生成している | |
エリア3 | 知恵熱橋 | 毒の雲海を渡るため、ブルーニトロがレッドニトロに作らせた橋 |
第0ビオトープ | グルメ界の食材を扱うビオトープ。一龍もここで働いている。 | |
クラウドマウンテン | 雲の火山。噴火するマグマこそがアカシアのドリンク、アトム | |
エリア2 | 始まりの大陸 | 普通の島だが、ここにアカシアのメイン、GODが眠る |
NEOのアジト | NEOの拠点で、巨大な宇宙船が建造されている | |
エリア1 | 最果ての厨房 | ブルーニトロがアカシアとネオを調理している場所 |
不明 | 美食會 | 総本部が存在する |
アングラの森 | 強力な重力が発生している他、危険生物、植物も多く生息している。 | |
地球の果て | 三虎がいるがその場所を知っている者は美食會でも一握りの者しかいない。 |