概要
CV:沢海陽子
短髪で、右半身に奇怪な紋様を刻んでおり、右目が斜視気味の女吸血鬼。死神を連想させるような大鎌を武器にし、また幻術を行使する。ヴェアヴォルフの1人。
幻覚の発動時には右半身に刻まれた刺青が蠢くような感じとなり、自身が巨大化しているように見せたり怪我を負わせたような感覚を与えたりできる。
さらには相手の記憶を汲み取った幻覚を見せることもできる(ただし目に頼らない吸血鬼には効果が無い)。
第二次ゼーレヴェ作戦にて少佐の命を受け、斬り込み部隊を率いてヘルシング機関を強襲する。その後、一時苦戦を強いられるも幻術によって事態を打破してヘルシング邸に突入、ベルナドットの傭兵部隊を殲滅する。
さらにセラスに対し心身共に致命傷を与えベルナドットを殺害するも、ベルナドットの血を吸って覚醒したセラスによって壁で頭を磨り潰されて倒される(頭の一部が辛うじて残るくらいまで削られ、巻末のおまけページでは「死因はもみじおろし」と称される)。
少佐の待機命令に逆らい兵の大半を失った罰として見捨てられた形だが、彼女の独断専行もそれに対する少佐の処断も、少佐にとっては「戦の華」であった。