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3倍界王拳の編集履歴

2020-01-07 21:29:43 バージョン

3倍界王拳

げんかいとっぱ

3倍界王拳とは、ベジータとの戦いで悟空が見せた限界突破のパワーアップである。

概要

ベジータとの戦いで悟空が見せた初の限界突破の技だが、切迫した状況での使用や悟空の上半身裸の肉体美から一部のファンから注目されており、他作品のを彷彿とさせる。アニメ版についても併せて記載する。

使用までの流れ

既に限界である2倍の界王拳でもベジータについていけず焦る悟空だが、やはりサイヤ人の血なのか、どこかワクワクしていた。対してベジータは地球を揺るがすほどの気を放ち、悟空を戦慄させる。

「終わりだ、カカロット。」

ベジータの圧倒的な強さに一方的に攻撃を喰らい続け、さらに圧縮したエネルギー弾を放たれる。すかさず2倍の界王拳でかわす悟空だが、追撃のエネルギー弾が迫る。間一髪でかわすが、胴着をかすめ、体力を大きく消耗していた。それぞれ岩場に着地するが、ベジータはわざわざ避けやすくしてやったと言い放ち、まだまだ余裕がある態度を見せる。その悪趣味な態度にどうしても彼に一泡吹かせたいと考えたのか、悟空は破損した胴着を破り捨てて上半身裸になり、遂に界王から禁じられていた3倍界王拳の解放を決意する。発動と共に体が壊れる恐れがあり、上手くいってもどこまで体が耐えられるのかもわからないが普通に挑んでも勝ち目は無いことは悟っていた。覚悟を決めて、悟空はゆっくり気を上げ始める。

破られた限界の壁

風が吹いて立ったまま何もしない悟空を見てベジータは悟空を「落ちこぼれ」などと罵り、鼻で笑う。だが、それは気を感じられない者の大きな誤認であった。ゆっくり目を閉じ、腹(おそらく丹田)に気を集めて拳を固め、全身に力を込める悟空。・・・すると、ただならぬ気迫と共に悟空の体が変化していき、叫ぶ悟空。

「体もってくれよ!!!3倍界王拳だ!!!!」

界王も止めようとするが、他に方法が無いためどうすることもできず、見ているしかない。

カメハウスでもブルマのスカウターが2万を超えた時点で爆発してしまう。

それを物語るように悟空は気を上げ続け、合わせて筋肉も大きく膨れ上がり体が進化していく。拳に気が圧縮し、胸の大胸筋が鎧のように大きく張り出し、腕や肩もコブのように盛り上がり、背筋も力強く隆起するなど、体と気をほぼ無理矢理だがベジータを超える次元まで上げ続ける。禍々しいほど逞しい筋肉と抑えきれないほどの力強いオーラを纏い空気の流れが変り出し、次第に足元にヒビが入り、小さな煙が体から出始めていた。強大な潜在パワーを持ちながら穏やかな心を持つ悟空だからこそ、体を壊すこと無く限界を越えた界王拳を使いこなせたのである。

孫悟空〜界王拳〜

ベジータもその様子を見て初めて笑みが消え、悟空の気迫に呆然としていた。やがて、悟空の体から出ていた白い煙は周りの小石を吹き飛ばし、凄まじい勢いで吹き始める。先程のベジータのものより遥かに勢いのある煙であり、気を感じられないベジータでも今の悟空が戦闘力を上げていることを感じ取っていた。後ずさるベジータを見据えながら悟空は身構え、獣のような目と気合いを放つ。負担はありつつも限界を乗り越えた瞬間であった。

3倍 界王拳

「3倍界王拳!!!」

悟空の反撃が始まる。

悟空の逆襲

3倍界王拳

3倍界王拳の力はベジータを大きく上回っていた。立っていた岩場を踏み込み、飛び上がるだけで破壊する力と光の如き速さを見せて悟空はベジータへ向かって飛び上がる。ベジータは悟空を見ていたが、一瞬で悟空は2倍の界王拳よりも大きな赤いオーラを纏いながら間合いに移動し、拳を大きく構える。足場が崩れていく中、悟空は拳に力を込めながら、怒りと闘志を秘めた表情でベジータを見る。ベジータも反応しようとしたが、その悟空の姿と動きに硬直して動けない。次の瞬間、悟空の凄まじい重さと速さの拳がベジータを直撃した。先程とは段違いの拳でベジータは吹き飛ばされたが、悟空はさらに超スピードを発揮してベジータの後ろに回り込み、獲物を捕らえるように両脚で上空へ蹴り上げた。何とか体勢を整えて追撃する悟空を見るベジータだが、対する悟空はスピードで撹乱し始める。高速の光弾を放つベジータだが、その攻撃とベジータの反応を軽く上回る超スピードで難無くかわし、蹴りで岩山に吹き飛ばした。ベジータは岩山を破壊してほぼ無傷で現れて悟空を攻撃するがそれも避けられ膝蹴りを喰らい、エネルギーを込めたパンチを放つが、苦悶の表情になったのはベジータだった。あっさり見切った悟空は、相手の腹に強烈な拳の一撃を叩き込んだのである。一部始終を見ていたヤジロベーも、悟空の強さと常軌を逸した気合いにただ呆然とするしかない。3倍界王拳の前に押されていくベジータだが、悟空も余裕は無かった。既に肩で息をしており、限界を越えたパワーアップに体力を奪われていた。怒り心頭のベジータは攻撃を仕掛けるも、あっさり両手を掴まれてしまう。しかも、戦闘力では今は悟空の方が上回っているため、押し返すことも出来ない。悟空も掴んだ手に力を入れ、ベジータは絶叫するが、同時に悟空の体も嫌な悲鳴を上げた。これを機にベジータは悟空に一撃を振り下ろそうとするが、このような土壇場では悟空の方が一枚上手であった。ベジータの一撃を掻い潜り、強烈な頭突きを叩き込んだのだ。再び大きく除けるベジータだったが、それを逃す悟空ではない。額に青筋が浮かぶほどに体に力を込め、野獣のような気迫と鬼神の勢いすら見える怒りを込めた肘鉄、膝蹴り、拳を連続で叩き込み、最後は岩場に叩き付けた。

悟空の炎に身を焼かれたように苦しみの表情を浮かべるベジータだが、苦しんでいるのは悟空も同じだった。今の悟空の強さは本来厳しい修行を積んで身につけるものであるが、それを無理矢理引き出しているため、体が追いつかない状態であった。先に力尽きるのは誰か・・・?


関連イラスト

満月と悟空

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